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【オーシャンS】連闘スマートオリオンが得意舞台で重賞初制覇
3月8日、中山競馬場で開催されたオーシャンS(GIII、芝1200m)は3番人気スマートオリオン(牡4)が道中好位追走から、直線ではラチ沿いを軽快に伸びて勝利した。鞍上は横山典騎手、管理は美浦・鹿戸雄一厩舎。1馬身1/4差の2着は後方集団から猛然と追い込んだ11番人気スノードラゴン、そこから1馬身1/4差の3着に好位から渋太く伸びた9番人気レッドスパーダが入った。なお、1番人気ハクサンムーンは主導権を握ってレースを進めたが、直線で馬群に沈み13着という結果に終わっている。
配当は単勝850円、馬連1万3080円、馬単2万5560円、3連複10万2480円、3連単57万2550円と1番人気ハクサンムーンが圏外に沈み、これが約3年弱ぶりの芝レースだった人気薄スノードラゴンが2着に入ったため、大波乱決着となっている。勝ったスマートオリオンはこれが連闘で、重賞挑戦も初。しかしレース前まで【2.3.0.0】と底を見せていなかった中山芝1200mで見事に重賞初制覇を成し遂げ、通算成績を12戦5勝とした。なお、この勝利により同馬には3月30日に行われる高松宮記念(GI、芝1200m)への優先出走権が与えられている。
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連闘スマートオリオン重賞初V!(サンケイスポーツ)