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【オーシャンS】ハクサンムーンら有力馬最終追い
3月8日に中山競馬場で開催されるオーシャンS(GIII、芝1200m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが、美浦・栗東両トレセンで行われた。
昨年のスプリンターズS(2着)以来5カ月半の休養を挟みここから始動するハクサンムーンは、栗東坂路を単走で最終リハ。終い重点に追われ4F54秒8-1F12秒6(強め)と上々の切れ味を披露している。最大目標は高松宮記念となるだけにピークの仕上げまでではないだろうが、ここ2週続けてしっかり負荷をかけられており、まずは態勢整ったと見ていいだろう。
前走阪神Cを勝ったリアルインパクトは1週前にハードな攻めを消化しており、これが実質の最終追い。今週は美浦ウッドで4Fから時計を出す軽めの内容だったが、軽快に脚を伸ばして好調をアピールした。ひと息入っているが帰厩以来、上々の動きを見せており順調な仕上がりぶりだ。
昇級戦だった前走シルクロードSでの11着から巻き返しを期すレオンビスティーは栗東坂路でオープン馬オセアニアボスを3馬身ほど追走する併せ馬。追走した分脚色では劣勢だったが、しっかり食らいつきゴール前抜け出してアタマ差の先着を果たした。4F53秒0-1F12秒2(強め)とこの日の渋ったコンディションを考えれば時計面も上々。高いレベルで好調を維持だろう。
休み明けだった前走東京新聞杯は13着だったレッドスパーダは古馬500万下を美浦坂路で追走し、同入でフィニッシュ。脚色でやや見劣ったあたりはまだピークの仕上げではないのかもしれないが、重馬場で4F51秒6-1F12秒7(強め)と時計はまずまずのもの。使われた上積みはありそうだ。
前々走、中山芝1200mのオープン特別・ラピスラズリSで13番人気ながら快勝しアッと言わせたのがアフォードだ。栗東坂路での最終追い切りは単走で4F52秒1-1F12秒1(馬なり)をマーク。稽古駆けするタイプではあるが、重い馬場のなか余力十分でこの時計を出せるあたり前走からの上積みは大きそうだ。
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