【アーリントンC】ミッキーアイルら有力馬最終追い

3月1日に阪神競馬場で開催されるアーリントンC（GIII、芝1600m）に出走を予定している各馬の最終追い切りが、美浦・栗東両トレセンで行われた。

前走、シンザン記念を逃げ切って勝利した快速馬ミッキーアイルは、短期放牧からの帰厩後入念に乗り込まれており、順調そのもの。栗東坂路での最終追いでは4F51秒5-1F12秒2（強め）の好タイムを助手騎乗、余力を残してマークしている。これまでの坂路自己ベストは4F51秒4だが、こちらは浜中騎手騎乗で一杯まで追われてのもの。絶好の仕上がりと見て良さそう。

シンザン記念3着のタガノグランパは栗東ウッドで僚馬ハープスター、レーヴデトワールの3歳オープン馬と豪華3頭併せ。先行するレーヴを追い、届かずの遅れ入線となったが相手は稽古駆けするタイプで、自身は上々の時計で走れていたし、追ってくるハープスターには先着できていた。一連の好調は維持。

前走500万特別の白梅賞で2勝目を挙げたエイシンブルズアイはC.デムーロ騎手を背に栗東ウッドで併せ馬。古馬500万下を問題にせず、脚色で圧倒して2馬身の先着を果たした。久々だった前走後も反動皆無で、意欲的に乗り込まれており上積みはかなり大きそう。目下ピークのデキか。

前走、東京での500万条件戦は長距離輸送がこたえたか、テンションが上がってしまいレース前に競馬が終わっていた感のある（結果5着）アドマイヤメテオは栗東坂路で3歳新馬と併せ馬。4F53秒4-1F12秒6（強め）をマークし、脚色やや優勢で同入に持ち込んだ。1週前にもハードに追われており、中間の順調さは強調できる。京都での新馬戦では強い勝ち方だっただけに、関西圏のレースなら格上挑戦でも上位進出もありそう。

前走、船橋競馬での交流レースにおいてバカついてしまい、いったんレースを止めながら再度走り出して快勝するという珍事を成し遂げたグランフィデリオは26日、小林徹騎手を背に栗東坂路で単走。4F51秒0-1F12秒7（一杯）という好タイムをマークした。遠征の疲れなく、叩き3走目を前に抜群の状態だ。

【関連リンク】
先週は「小倉大賞典」で3連単3万馬券含む完全的中！　新指数【WINDEX】を掲載の「アーリントンC」馬柱は金曜日に公開！
打倒ミッキーアイルだ！エイシンブルズアイ鋭伸ラスト11.7秒（東京スポーツ）