おしらせ
【アーリントンC】ミッキーアイル ここも逃げ切るか
3月1日、アーリントンC(GIII、芝1600m)が阪神競馬場で行われる。クラシック本番、またはNHKマイルCへと繋がる西の登竜門だ。
朝日杯FSより早いタイムで中山マイルの条件戦を駆け抜け、続くシンザン記念も外めの枠もなんのあっさり逃げ切ったミッキーアイル。中山での走りから坂を苦にするとも思えず、距離もベスト。加えて阪神開幕日の好コンディションを考えれば、ここも逃げ切り勝ちは必至か。短期放牧からの帰厩後は栗東坂路で順調に乗り込まれており、1週前追いでは4F52秒4-1F12秒3(一杯)の好タイムをマークしている。問題なく力は出せそう。
勝ったミッキーアイルには半馬身+3馬身半差をつけられての3着だったが、4着以下は引き離しており前走シンザン記念の走りは評価していいタガノグランパ。ラジオNIKKEI杯ではワンアンドオンリーに0秒3差5着だし、前走は条件戦レベルでは力の違いを見せて快勝している。シンザン記念でミッキーアイルにつけられた4馬身差をいくばくかでも縮めたいが、こちらは堅実に末脚を使うタイプ。ミッキーが乱ペースに巻き込まれるようなことがあれば接戦に持ち込む可能性も。上積みこそ少なそうだが、栗東ウッドで6ハロンから時計を出しており脚元には不安なく、順調に来ていることは何よりだ。
前走500万特別の白梅賞勝ちが鮮やかだったエイシンブルズアイ。古馬2頭を相手にしなかった1週前追い切りが圧巻で、状態はピークを迎えているようだ。昇級戦で相手も当然強化されるが、上位争いできそう。
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エイシンブルズアイ「一戦ごとに落ち着きが出ている」(東京スポーツ)