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【今週の重賞】[弥生賞]昨年最優秀2歳牡馬のドウデュースが始動 無傷4連勝を目指す

■3月6日、中山競馬場で第59回・弥生賞ディープインパクト記念(GII、芝2000m)が行われる

断然の人気に推されそうなのがドウデュース(牡3、栗東・友道)だ。前走朝日杯FSは自身初のマイル戦だったが、しっかり折り合い末脚を炸裂させて勝利。無傷の3連勝でGI制覇を成し遂げ、最優秀2歳牡馬に選出されている。素直な気性で操縦性が高い点は好感で、ソフトな騎乗の武豊騎手とも合っている印象だ。今回は初の2000m戦だが折り合い面は問題なく、器用なタイプなので中山もクリアできそう。1週前追い切りでは、CWで古馬オープンと3歳オープンを見る形で進み、スピードを上げると楽に抜け出して6F79秒0-1F11秒3(強め)をマーク。切れのある動きを披露した。調教も順調で4連勝に期待がかかる。

きさらぎ賞を勝利したマテンロウレオ(牡3、栗東・昆)は重賞2連勝を狙う。昨年は新馬戦を勝利した直後にGI・ホープフルSへ出走。大外を回る競馬で決して楽ではなかったなか、勝ち馬にコンマ5秒差の6着と力を見せた。そして前走のきさらぎ賞では、東スポ杯2歳Sで4着好走歴のあるダンテスヴューとの叩き合いを制して勝利。着実にパフォーマンスを上げてきた。1週前追い切りでは、坂路で古馬1勝クラスと併せて4F51秒6-1F12秒6と自己ベストを更新。GI馬ドウデュースを倒し、クラシックの主役へ名乗りを上げたい。

京都2歳S勝ちのジャスティンロック(牡3、栗東・吉岡)も川田騎手を背に重賞2連勝を目指す。新馬戦は超スローペースでトゥデイイズザデイに逃げ切りを許したものの、上がり最速をマークして2着。未勝利戦も上がり最速で差し切り勝ちを収めている。京都2歳Sは上がりを要する馬場だったが問題にせず、またも上がり最速で差し切った。末脚は堅実で2000m戦で折り合えるのは前走で証明済み。中山でも位置取り次第で上位争いに加わってくるだろう。

ロジハービン(牡3、美浦・国枝)は京成杯2着の実績。デビュー戦は福島で、その後2戦が中山2000mを使われている。上がり3Fはいずれも34秒後半から35秒台だった。戦歴からわかるように小回りで上がるのかかる馬場が得意。今の中山馬場にもフィットしており好走も可能だろう。また国枝厩舎管理馬はこれまで弥生賞に5回出走し、13年にカミノタサハラ、20年にサトノフラッグと2回の勝利実績がある。トップステーブルの後ろ盾は心強い。

ほか、ホープフルS3着と同舞台に適性があるラーグルフ(牡3、美浦・宗像)や、当レースで相性の良いディープインパクト産駒のアスクビクターモア(牡3、美浦・田村)、出世レースの若駒Sに勝利したリューベック(牡3、栗東・須貝)などが出走予定。2019年に死去したディープインパクトの功績を称え、2020年から同馬の重賞初勝利となった本競走が同馬の冠競走として開催されるようになった弥生賞。昨年はディープ産駒不在であったが、16年から20年までは同産駒が連勝。今年は同産駒1頭のみとなるが好メンバーが揃っており、クラシックに向けて見逃せない一戦だ。

(Text:Funaki)

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