UMAJIN.net

おしらせ

【今週の重賞】[阪急杯]タイセイビジョンが2年振りの重賞タイトルを狙う

2月27日、阪神競馬場で第66回・阪急杯(GIII、芝1400m)が開催される。

タイセイビジョン(牡5、栗東・西村)は京王杯2歳S、アーリントンCと世代限定重賞2勝の実績。3歳秋以降、やや低調な成績が続いていたが、昨年11月の京阪杯で久々の2着連対を果たすと、続く阪神Cでも豪華メンバーを相手に4着と健闘。ここにきて復調をアピールする走りを続けている。追い込み馬の宿命で展開次第な点は否めないが、ハマれば突き抜けるシーンがあっても驚けない。約2年振りの重賞制覇なるか。

クリノガウディー(牡6、栗東・藤沢則)はマイルCS14着からの参戦。左回りと右回りでの成績の差が著しく、右回りで馬券になったのは4年前の12月にまで遡る必要がある。阪神の右回りを克服できるかがポイントのひとつになりそうだ。春の目標は1カ月後の高松宮記念。一昨年の高松宮記念では1位入線を果たしながらゴール前での進路妨害により4着降着の憂き目に。忘れ物を取り返しに向かうべく、ここを勝利して勢いに乗りたいところだ。

トゥラヴェスーラ(牡7、栗東・高橋康)は昨年の高松宮記念で4着。続く京王杯SCでも2着と好走し秋以降の飛躍が期待されたが、本来復帰予定だった10月の富士S前に鼻出血を発症。ここまで回復を待ってようやくの復帰戦となる。ブランクが長くなったため実戦勘が気になるところではあるが、これまでのレースで見せてきた脚力はこのメンバーでも上位級。ここで初重賞タイトルを手に入れたい。

近況の充実が著しいグレイイングリーン(牡4、栗東・池江)にも注目したい。セントウルS、北九州記念を制したリトルゲルダを母に持つこの馬は昨年7月以降、4戦2勝2着1回3着1回という好成績で一気にOPクラスまで駆け上がった。これまでに2回挑んだ重賞ではいずれも大敗を喫したが、この2戦はともに芝1600m。【4.1.2.0】で馬券を外したことがない芝1400mなら重賞でもやれそうな気配が漂う。良血馬が覚醒した可能性に賭ける手も。鞍上予定は先週の京都牝馬Sを制し、待望の重賞制覇を達成した岩田望騎手。勢いに乗るホープの手綱捌きにも期待したい。

サンライズオネスト(牡5、栗東・河内)は昨年6月、阪神芝1400mの水無月Sを制してOP入り。昇級後は富士S11着、オーロC6着と苦戦が続いたが、初の1200m戦となった前走のカーバングルSを快勝した。今回は再びの芝1400mとなるが、高松宮記念に出走するために何としてでも権利を手に入れたいところ。前走の余勢を駆って重賞のここでも好走を目論む。

このほかにも短距離重賞2勝の実績馬ダイアトニック(牡7、栗東・安田隆)、昨年の京阪杯を豪快な末脚で制したエイティーンガール(牝6、栗東・飯田祐)、休養を挟んで立て直した快速モントライゼ(牡4、栗東・松永幹)などが出走予定の阪急杯。春の大一番・高松宮記念に向けて重要な前哨戦。是非とも注目したい一戦だ。

(Text:Hiraishi)

▽【関連リンク】
■【先週の結果】【先週の結果】「アシタカ」氏&「覆面馬主1号」氏の両者が小倉大賞典万馬券的中!馬クダンカードではフェブラリーS好走テイエムサウスダンの裏話公開!

■【Weekly POG2021⇒2022】新ステージ開幕! 3歳戦を予想してオリジナルQUOカードをゲットしよう! 先週の結果公開中!

■【重要】登録ができない、メールが届かない会員様へ

おしらせ一覧

PAGE TOP