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【今週の重賞】[フェブラリーS]カフェファラオが得意舞台で連覇狙う

■2月20日、東京競馬場で第39回・フェブラリーS(GI、ダ1600m)が行われる。

カフェファラオ(牡5、美浦・堀)は前年の覇者。そのレースはスムーズに先行し直線では早めに抜け出すと、猛追してきた2着馬のエアスピネルを抜かせることなく3/4馬身差で勝利という内容。前年チャンピオンズC6着からの巻き返しを果たした。しかし昨年はそのフェブラリーS以降の3戦、馬券絡みはなくチャンピオンズCは11着に終わっている。3戦のうちひとつは芝(函館記念)を試しての大敗だし、残る2戦はやはりコーナー4回の競馬に苦戦した印象がある。今回は【3.0.0.0】で得意舞台のワンターン府中。距離は【3.0.0.1】で馬券外に沈んだかしわ記念も5着と掲示板を確保しているマイル戦となる。地方の深い砂は合わないタイプで、スピードを活かしやすいという意味でも府中でこその馬だろう。チャンピオンズCはやや負けすぎな感が否めないが、1週前追い切りではウッド6F81秒3-1F11秒6(一杯)と単走で好時計をマークしており復調気配にあり、調整は順調そうだ。

ソリストサンダー(牡7、栗東・高柳大)は前走根岸Sで1番人気を裏切っての9着。久々となる1400m戦のペースに戸惑ったようだし、直線で窮屈になる場面もあり、持ち味の末脚は不発に終わった。昨年はマイル戦に主軸を置いて本領発揮し、2走前の武蔵野Sでは昨年フェブラリーS2着のエアスピネルに1馬身1/4差つけての完勝を収め、6歳暮れにして悲願の重賞初制覇を果たした。やはりマイルこそが本領発揮の舞台だろう。舞台適性、そして地力強化を考えれば、8着だった前年以上を見込めそうだ。巻き返しは十分あるだろう。

芝GI2勝馬ソダシ(牝4、栗東・須貝)は、昨年12月のチャンピオンズCが初のダート戦で12着。今回が2回目のダート挑戦となる。その前走はゲートを不安視されており、揉まれる不安もあるなか難しい最内枠からのスタートだったが、スムーズに発馬を決めて果敢にハナを切った。4角からはインティに被されて抵抗できず、直線も残り1ハロン付近で止まってしまったが、経験がモノを言うダート戦のGI舞台であれば致し方ない結果だった。距離は少し長った印象で、力の要る馬場だったことも影響しただろう。1週前追い切りはラスト1F11秒2といつも通り文句なしの動き。スピードに乗りやすい府中でなら前進はありそうだ。

レッドルゼル(牡6、栗東・安田隆)は前走JBCスプリントで他馬を寄せつけない3馬身差の勝利。スプリントでは圧倒的な力を誇るがマイル経験は昨年のフェブラリーSのみ。だが、そこでも4着に善戦。先行して内で粘ったエアアルマスを交わして3着馬のワンダーリーデルに迫る勢いでゴールしており、ワンターンの府中でならマイルも対応できる走りを示した。追い切りは、1週前、2週前と負荷を掛けられてメニューを消化。坂路でシャープな伸びを披露した。成績から窺えるように昨年よりも確実に力をつけており、マイル戦でも侮れない。

インティ(牡8、栗東・野中)は明け8歳になるがポテンシャルが高く、大きな衰えは見せていない。3-5歳にかけて7連勝を飾って2019年のフェブラリーS覇者となり、その後白星こそ遠ざかってしまったがチャンピオンズCは2年連続3着、昨年のフェブラリーSは追い込んで6着、前走チャンピオンズCも4着と堅実ぶりを見せた。記念は逃げ、先行、差しと様々な戦法を繰り出しており展開面を考えるにあたって頭を悩ます1頭だろう。

ほか、南部杯ではソリストサンダーやインティを抑えて2馬身半差で勝利したアルクトス(牡7、美浦・栗田)、東海S勝ちのスワーヴアラミス(牡7、栗東・須貝)や根岸S勝ちのテイエムサウスダン(牡5、栗東・飯田雄)、抽選対象からはサンライズホープ(牡5、栗東・羽月)やタガノビューティー(牡5、栗東・西園)などが参戦予定。絶対王者のテーオーケインズが不在でどの馬にもチャンスはありそう。年明け初GIは大いに盛り上がりそうだ。

(Text:Funaki)

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