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【スプリングS】アジアエクスプレスら有力馬最終追い

3月23日に中山競馬場で開催されるスプリングS(GII、芝1800m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが、美浦・栗東両トレセンで行われた。

朝日杯FSの勝ち馬アジアエクスプレスの最終追いは戸崎騎手が手綱を握り、美浦ウッドで3頭併せを行った。最後方スタートから、4コーナーで外3歳500万のグランツ、そして内GI馬アユサンの真ん中にグイッと割って入る実戦想定の内容。グランツが早々に脱落し、直線は渋太く粘るアユサンとの併走からそのまま同入のフィニッシュを果たしている。手応えではアユサンにやや見劣った感もあるが、追走差を考えれば及第点以上だろう。目標は先となるが、帰厩以来入念に乗り込まれており力は出せるデキに仕上がった。

共同通信杯2着のベルキャニオンは20日木曜日に、美浦ウッドで最終追い。時計になったのは4Fからという軽い内容だったが、古馬1000万に対し追走先着と素軽い動きを見せている。中間もしっかり動いており、高いレベルで好調維持できていると見ていい。

1勝馬だが東スポ杯2歳Sで3着などオープンで差のない競馬をしてきたクラリティシチーは美浦ウッドで5馬身ほど先行する3歳馬を追走の併せ馬。直線半ばでインに潜り込むと、鞍上の仕掛けにスッと反応し1馬身突き放してのフィニッシュを果たした。時計はやや平凡だったが反応の良さは強調できるもの。ひと息入っていた前走を使われ、大きく上積んでいるようだ。

中山芝1800mの500万下特別アスター賞を勝っているウインマーレライは美浦ウッドで古馬500万下を3馬身ほど追走。脚色優勢で取り付くと、そのまま同入に持ち込んでいる。中間も好時計をマークしており、前走時よりいい状態で臨めそうだ。

ロサギガンティアは美浦ウッドでサトノギャラント、ダノンゴールドというオープン馬2頭との3頭併せを敢行した。隊列の真ん中を馬なりで進み、4角出口で3頭併列状態に。ロサは左右からプレッシャーを掛けられる格好となったが、物怖じする気配はなく、脚色最優勢のまま同入のフィニッシュを果たしている。3カ月ぶりの前走を使われ、大きく上昇。

前走シンザン記念で5着だったモーリスは栗東ウッドで古馬500万下を追走。併走状態から先に仕掛けられた相手に対し、追い出しを待つ余裕を見せると、ゴール前の追い比べであっさり1馬身抜け出し先着のフィニッシュとなった。攻めは常に良く見せるタイプなのを差し引いても、気合い面の充実ぶりは目をひく。ひと息入った影響はない。

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