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【阪神大賞典】サトノノブレスら有力馬最終追い
3月23日に阪神競馬場で開催される阪神大賞典(GII、芝3000m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが、美浦・栗東両トレセンで行われた。
1月の日経新春杯を勝ったサトノノブレスは浜中騎手を背に栗東ウッドで3頭併せを敢行した。3歳未勝利馬2頭を追走、軽快な動きから最内に潜り込んでまず1頭を抜き去ると食い下がるもう1頭との併走から、手応えたっぷりのまま半馬身抜け出ての最先着フィニッシュとなっている。体もすっきりと見せており、前走以上の状態に仕上がっているだろう。
休み明けだった前走を快勝し、条件戦レベルでは力が違うところを見せたバンデは正パートナー・松田騎手を背に栗東坂路で併せ馬。坂の途中で相手をパスすると、ラストは見せムチに俊敏な反応を見せ3馬身突き放しての先着を果たした。時計は4F53秒3-1F12秒5(強め)と上々。中間も絶好の動きを見せており、久々の前走を使われての上積みはかなり大きそうだ。
有馬記念3着以来となるゴールドシップは栗東坂路で最終リハを行った。先行した準オープン馬をキャッチアップしての併走状態から、軽く促されただけで前に進出。ラストは鞍上荻野琢騎手(本番は岩田騎手)のステッキ2発に応え鋭伸し、2馬身半の先着となっている。時計は4F52秒2-1F12秒0(一杯)、と序盤1Fが14秒1という入りだったことを考えれば十分に合格点。2月下旬から入念に乗り込んでおり万全な仕上がり。あとはレースに出てどうか、だけだろう。
昨秋はジャパンCで4着に入ったアドマイヤラクティは栗東ウッドで3歳500万下アドマイヤヤング(翌週の毎日杯を予定)と併せ馬。先行するヤングに外から襲い掛かると、相手も評判の素質馬だけあって直線で渋太く食い下がったが、ラクティは鞍上四位騎手のゲキに応えねじ伏せるようにして1馬身の先着を果たした。3カ月ぶりだが順調に調整されており、ほぼ力を出せる状態に仕上がった。
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