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【ファルコンS】カラダレジェンドら有力馬最終追い
3月22日に中京競馬場で開催されるファルコンS(GIII、芝1400m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが、美浦・栗東両トレセンで行われた。
京王杯2歳Sの勝ち馬カラダレジェンドは田辺騎手を背に美浦ウッドで古馬500万下を追走。一杯まで追われる相手に対し、脚色で圧倒したままあっさり突き放しての2馬身先着を果たした。脚元に一頓挫あり朝日杯FSは回避となったが、その影響は感じられず文句なしの状態に仕上がったと見ていい。
朝日杯FSで2着だったショウナンアチーヴは美浦坂路で後藤騎手を背に併せ馬を敢行した。後方から来る準オープン馬を迎撃し、終始馬なりのまま抜かせることなく同入のフィニッシュ。時計は4F50秒8-1F12秒4(馬なり)と抜群だ。ひと息入っているが中間はオープン馬、準オープン馬らと内容の濃いスパーリングをこなしてきており、万全な状態に仕上がっている。
前走アーリントンCで2着のタガノグランパは福永騎手を背に栗東ウッドで3頭併せ。先行する2頭を追うと脚色優勢のまま抜き差り、それぞれに1馬身の先着フィニッシュを果たしている。高いレベルでの好調維持と言っていいだろう。
前走の500万条件戦を、出遅れがありながらも快勝したサトノルパンは栗東ウッドで小牧騎手を背に準オープン馬を追走。絶好の手ごたえで相手を追い詰めるとアオりにアオって、ゴール前で半馬身抜け出しての先着を果たしている。休み明け2戦を使われ、更に上昇を果たした印象で目下ピークのデキか。
クロッカスSでは4着だったシゲルカガは栗東坂路で単走。序盤から軽快に飛ばしたぶん脚が上がりかけたが、鞍上の猛ゲキにしっかり応えてラスト1Fを12秒9でまとめている。4F全体では50秒8(一杯)と時計が出やすいコンディションだったことを考慮してもかなりの好時計。このひと追いでグンと良くなってきそうだ。
昨年12月のクリスマスローズS(1着)以来となるネロ は栗東坂路で準オープン馬を追走し、2馬身の先着。4F49秒2-1F12秒9(一杯)はこの日の一番時計だ。中間も好時計を連発しており、さっそく力を出せる状態に仕上がっている。
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