おしらせ
【フラワーC】クリスマスら有力馬最終追い
3月21日に中山競馬場で開催されるフラワーC(GIII、芝1800m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが、美浦・栗東両トレセンで行われた。
函館2歳S勝ちがあるクリスマスは既報どおり18日に美浦ウッドで併せ馬を行ない、古馬1000万下に対して余力を保ったまま追走先着を果たしている。2月下旬から意欲的にメニューを消化しており、ほぼ万全の仕上がりと言って良さそう。
今年に入りフェアリーSで2着、クイーンCで3着と重賞で続けて好走しているニシノアカツキは美浦ウッドで単走を行った。ラスト1F13秒7とやや要したがウッドではズブいタイプでいつもこのぐらいの時計で、懸念視は不要。大きな上積みこそ強調できないが、しっかり負荷をかけられているあたりは、いい状態を維持している証だろう。
昨年秋のアルテミスS2着以来約5カ月ぶりのレースとなるパシフィックギャルはは美浦坂路で3歳未勝利馬を追い、同入のフィニッシュ。時計は4F54秒6-1F12秒2(馬なり)と終いはまずまずの伸びだった。「脚元に都合で目一杯やれない(陣営)」馬だが、その分乗り込み量は十分で、やれそうな態勢。
前走エルフィンSで2着のショウナンパンドラは1週前にハードな併せ馬を消化しており、最終追いは終いだけ重点のメニュー。栗東坂路で4F53秒9-1F12秒1(強め)とお釣りを残しながら鋭い切れ味を見せた。前走時からの上積みを見込めそうだ。
エルフィンSで3着だったチョコレートバインは美浦坂路で3歳1勝馬を相手に追走先着。4F52秒7-1F12秒3(馬なり)と、余力たっぷりだったことを考えれば時計も上々だ。一連の好調を維持できている。
1月の500万特別寒竹賞を勝ったバウンスシャッセは美浦坂路で併せ馬。余力十分のまま同入を果たした(計時はエラー)。ここを目標に最終追いを含めて7本の併せ馬を消化してきており、抜かりのない仕上がりぶりだ。
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