おしらせ
【ファルコンS】カラダレジェンド 一頓挫の影響なし
3月22日、中京競馬場ではファルコンS(GIII、芝1400m)が行われる。NHKマイルCへの前哨戦的意味合いもある、注目の一戦だ。
新馬戦勝利後、連闘で挑んだ京王杯2歳も快勝。カラダレジェンドはここまで2戦2勝と底を見せていない。成り行きではなく、デビュー前から予定されていた連闘。陣営は素質にかなりの評価を与えていたし、同馬もしっかりそれに応えてみせた格好だ。その後は朝日杯FSを予定していたが骨瘤により回避、ただし症状は軽症だったようで2月下旬からの乗り込みは順調に来ている。3月に入ってからは意欲的に併せ馬を消化しており、やや急ピッチな感はありつつもひと追いごとに気配は上昇。美浦ウッドでの1週前追いでは古馬500万下に対し好タイムで追走先着を果たしており、一頓挫あった影響は感じられない。いい状態で復帰戦を迎えられそうだ。
前走は朝日杯FS。中山マイルでは決して有利でない11番枠スタートから、アジアエクスプレスに0秒2差の2着と好走を果たしたのがショウナンアチーヴだ。早めに動いた見せ場十分の内容で、収穫の大きな一戦だったと言っていいだろう。前走後は放牧に出され、帰厩後は2月中旬からここでの復帰を念頭に置いて入念に乗り込まれている。1週前は美浦坂路で4F51秒8-1F12秒8の好タイムを馬なりでマークするなど、ほぼ仕上がっていると見て良さそう。父ショウナンカンプから、距離短縮も歓迎だろう。
シンザン記念でミッキーアイルに0秒7差3着、続く500万下戦を力の違いで制した後、アーリントンCではミッキーアイルに0秒6差2着のタガノグランパ。“天敵”不在で、過去2勝を挙げている距離1400mなら初タイトルのチャンスは十分にある。十分に仕上がっており、レース間隔が詰まっていることもあって中間の攻めは軽い内容を消化するにとどまっているが、動きには軽快さがありいい意味での平行線で来ているようだ。
けれんみのない徹底先行が持ち味のシゲルカガ。中間は熱心に攻められており、1週前追いでは栗東坂路で4F51秒4-1F13秒4(一杯)と好タイムをマークした。過去2勝は小倉、京都と直線平坦コースでのもので今回の中京コースがどうかだが、状況の良さは強調できる。強力な同型は不在の状況で、展開利も見込めそうだ。
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