【NZT】ショウナンアチーヴら有力馬最終追い

4月12日に中山競馬場で開催されるニュージーランドT（GII、芝1600m）に出走を予定している各馬の最終追い切りが、美浦・栗東両トレセンで行われた。

朝日杯FS2着のショウナンアチーヴは美浦坂路で後藤騎手を背に古馬1000万下を追走。相手は1秒以上先を進んでいたが、直線途中でキャッチアップし同入に持ち込んでいる。中間は重い走りを見せていたが、ここできっちりやれたことで状態は問題なさそう。

マイネルディアベルは美浦坂路で3歳1勝馬を追走。追走差こそ縮めたが脚色で見劣り、1馬身遅れての入線となっている。坂路ではあまり動かないタイプとは言え、良馬場のなか一杯に追われてラスト1F14秒0はいささか止まりすぎの感も。もうひと追い欲しかったところ。

京王杯2歳Sの勝ち馬カラダレジェンドは美浦ポリトラックコースで併せ馬。古馬500万下を3馬身ほど先にやっての追走だったが、脚色優勢であっさりパスして逆に3馬身突き放しての先着を果たした。レース間隔は詰まっているがこの中間2本続けて併せ馬でいい動きを披露できており、前走からの上積みは強調できる。

前走で500万条件を勝ち上がったウインフェニックスも美浦ポリトラックコースで併せ馬を行った。序盤ゆったり入り、ラストに仕掛けられると一気の伸び脚を見せ、なんなく先行先着を果たしている。叩き3戦目で目下ピークの状態か。

ファルコンSで3着だったアルマエルナトは美浦ウッドを古馬500万下を追走。一杯まで追われた相手を脚色優勢のままパスし、3馬身の先着を果たしている。仕掛けられての反応は鋭く、叩かれての上昇度はかなりありそう。

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