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【阪神牝馬S】ウリウリら有力馬最終追い
4月12日に阪神競馬場で行われる阪神牝馬S(GII、芝1400m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが、美浦・栗東両トレセンで行われた。
前走の京都牝馬Sを制したウリウリは福永騎手を背に栗東坂路で併せ馬。馬なりで4F52秒9-1F12秒0をマークし、古馬500万下に2馬身の先着を果たした。中間も絶好の動きを披露しており、ほぼ万全の状態に仕上がっている。
大阪城Sを制したスマートレイアーは栗東坂路で準オープン馬を追走。脚色で圧倒し1馬身半の先着、時計は4F51秒7-1F12秒3(馬なり)と抜群の内容となった。やや急仕上げだった前走をひと叩きされ、かなりの上積みがありそう。
ヴィルシーナは藤岡康騎手(レースは内田騎手)が跨り、栗東ウッドで3頭併せを敢行。序盤は折り合って進み、グイグイ追われたラストでは力強い伸び脚を披露して1頭に先着、もう1頭には半馬身及ばなかったが追走していた差を考えれば懸念視は不要だろう。ラスト1Fは12秒フラット。中間の動きも申し分なく、反撃可能な態勢。
ここが昇級戦になるウイングザムーンは栗東坂路を単走、4F53秒9-1F12秒8(馬なり)をマークした。数字は平凡に映るが坂路で派手な時計が出るタイプではなく、これぐらいで十分。乗り込みは入念で、力を出せるデキに仕上がったと見ていい。
アミカブルナンバーは輸送を控えていることもあり、美浦坂路で終いの伸びだけを確認する程度の最終リハ。4F55秒5-1F13秒0(馬なり)をマークしている。ラストはやや伸びあぐねた感もあり大幅上昇までは強調できないものの、キビキビとした動きからは順調であることは間違いなさそう。
11カ月ぶりの休み明けになるクロフネサプライズは栗東坂路で酒井騎手を(レースでは柴山騎手を予定)背に単走。ラストにしっかり負荷をかけられ4F52秒9-1F12秒9(一杯)をマークした。2週続けてのハード追いで、なんとか一応の態勢は整ったようだ。
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