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【桜花賞】ハープスターら有力馬最終追い

4月13日に阪神競馬場で開催される桜花賞(GI、芝1600m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが、美浦・栗東両トレセンで行われた。

チューリップ賞を快勝したハープスターは栗東ウッドで3頭併せを行った。向こう正面では僚馬2頭を先導する形。4コーナーでは大外を回り、いったん相手の1頭(オープン馬ラウンドワールド)を先に行かせてから仕掛けられると猛然と伸びゴール前できっちり差し切っての最先着を果たしている。ラスト1Fで12秒5(一杯)と時計も申し分なく、万全の状態で本番を迎えられそう。

阪神JFの勝ち馬レッドリヴェールは最終調整として先輩馬ローブティサージュとのスパーリングを選択した。松山騎手を背に(レースは戸崎騎手を予定)栗東坂路で2馬身ほど先に行く相手を追い、ほどなくキャッチアップ。併走状態からラスト1F過ぎに仕掛けられると鋭敏な瞬発力を発揮し、1馬身突き放してのフィニッシュを果たしている。4カ月ぶりのぶっつけになるが、動きからは不安をまったく感じさせない。さっそく力を発揮できそうなデキに仕上がっている。

阪神JFで3着だったフォーエバーモアは美浦坂路で後方からの相手馬を迎撃する形の併せ馬を敢行。余力たっぷりのまま進み、相手が取り付いてから軽く促されるとスッと前に出て半馬身の先着フィニッシュを果たした。1週前でしっかり追われており、輸送を控えた最終追いは静に徹した内容だったが、スムーズな脚捌きで好調さを大いにアピールしている。前走時からの上積みは見込めそう。

フィリーズRを勝ったベルカントは栗東坂路で角田師が騎乗して併せ馬を敢行。準オープン馬をあっさりパスし、ラストに仕掛けられるとスムーズな伸びから4F54秒2-1F12秒0(強め)の時計をマークした。前半にしっかり折り合えていたことも含め上々の攻め内容で、ひと息入っていた前走から確実に上積んできている。

チューリップ賞2着のヌーヴォレコルトは柴田未騎手(本番は岩田騎手を予定)を背に美浦ウッドでゴットフリート、イタリアンネオというオープン馬2頭との3頭併せ。隊列最後方から馬なりで進み、4角過ぎに最内に潜り込むとまずゴットを置き去りにし、ゴール前は脚色で圧倒しイタリアンと同入に持ち込んでいる。1週前の併せ馬でも抜群の内容で駆け抜けており、上積みはかなり大きそうだ。

阪神JFで5着だったマーブルカテドラルは美浦ウッドで田辺騎手を背に併せ馬。脚色圧倒で3歳未勝利馬に追走先着を果たしている。動きは問題ないが中間やや楽をさせた感もあり、なんとか平行線といったところだろうか。

エルフィンSの勝ち馬シャイニーガールは栗東坂路を幸騎手を背に、準オープン馬と併せ馬。自己ベストを大きく塗り替える4F51秒1-1F12秒8(一杯)の猛時計をマークし、2馬身半の先着を果たした。前走の敗戦もデキ落ちではなく、高いレベルで好調維持と言える。

アネモネSの勝ち馬ペイシャフェリスは美浦ウッドで古馬1000万下を追走。ゆったりと進み、余力十分のまま2馬身の先着を果たしている。輸送を控えているため時計は平凡だったが、抜き去る際の迫力は格別で、依然デキの良さは強調できる。

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