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【ダービ?卿CT】コディーノら有力馬最終追い

4月6日に中山競馬場で開催されるダービー卿CT(GIII、芝1600m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが、美浦・栗東両トレセンで行われた。

東京新聞杯4着のコディーノは美浦芝コースで北村宏騎手を背に古馬1000万下を追走。外を回ってジワジワと追い詰め、余力十分のままゴール前でクビ差先着を果たした。バネの効いた柔軟な走りで、気配は確実に上昇。以前はコースに入れるとテンションが上がっていたが、この中間は落ち着き払っており精神面での進境も強調できる。

中1週になるインプロヴァイズは3日木曜日の追い切りが中間唯一の時計。美浦ウッドを単走で追われ、5F70秒フラットと流した程度の内容だったが、脚捌きは軽快で馬体にも張りがあった。やや急仕上げだった前走の反動なく、順調と言える。

昨年このレースで3着だったダイワファルコンは美浦ウッドを単走。序盤から軽快な行きっぷりを見せると、軽く促されたラストでも鋭い伸び脚を披露した。1週前追いでしっかり負荷を掛けられたのが奏功したようで、グンと良化を果たした印象だ。

阪急杯は11着に沈んだGI馬カレンブラックヒルは栗東坂路で最終リハを行った。大阪杯出走予定の僚馬カレンミロティックをあっさりパスしての4馬身先着、4F50秒8-1F12秒5(強め)と余力を残しての猛時計と抜群の内容。久々を一度使われ、デキだけは文句無しの状態に仕上がっている。

ブレイズアトレイルは藤岡康騎手が手綱を握り栗東ウッドを単走。ラストにしっかり負荷を掛けられ、1F12秒フラットで駆け抜けている。時計を要する時間帯で、単走でこれだけ伸びることができているのは評価していいだろう。レース間隔詰まっているが1週前、最終追いと一杯まで追うことが出来ており疲れはなく高いレベルで安定。

ニューイヤーSを勝って勢いに乗るレッドアリオンは栗東坂路で準オープン馬を追走。相手も渋太く伸びたが、一完歩ごとに追い詰め同入のフィニッシュに持ち込み、時計も4F51秒5-1F13秒3(一杯)と上々だった。3週続けて内容の濃い併せ馬を消化し、久々を感じさせないデキに仕上がったようだ。

重賞での好走実績があり、昇級は形だけのマウントシャスタは栗東坂路で最終リハ。オープン馬メテオロロジストとの追い比べには半馬身屈しての遅れ入線となったが、追走した差を考えれば情状酌量の余地はある。時計は4F52秒8-1F12秒4(一杯)と及第点。好調維持だろう。

昨年の桜花賞馬アユサンは美浦ウッドを単走。丸山騎手を背にして馬任せの内容だったが、フットワークにはやや重苦しさを残した。本調子までにはもう少し時間が掛かりそうだ。

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