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【大阪杯】キズナら有力馬最終追い
4月6日に阪神競馬場で行われる大阪杯(GII、芝2000m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが、栗東トレセンで行われた。
昨年の日本ダービー馬キズナは不動のパートナー武豊騎手を背に栗東ウッドを単走。長め7ハロンからの時計と意欲的な内容で、ラストは軽く仕掛けられると1F12秒を切る伸びを見せた。終い重点とは言え、渋った馬場コンディションのなかここまで切れていれば、ほぼ万全な状態に仕上がったと見ていい。
昨年の菊花賞馬エピファネイアは栗東ウッドで福永騎手を背に最終リハを敢行した。単走で序盤は折り合い重視でゆったり進むと、直線でも鞍上は静に徹したままだったが1F12秒を切る伸び。やや追い本数は不足している印象があるものの、切れ味は文句なしで力を出せるデキだろう。課題とする折り合いに進境感じられるのもいい。
昨年GI3勝を挙げたメイショウマンボは武幸騎手が手綱を握り栗東坂路を単走。直線は他陣営の併せ馬でかなり混み合っていたが、外ラチ沿いにコースを取りまったく怯むことなく鋭い伸びを見せた。4Fは51秒7と自己ベストを更新する猛時計を馬なりでマーク。さっそく力をフルに出せそうな雰囲気にある。
昨年このレースでオルフェーヴルに0秒1差の2着に入ったショウナンマイティは栗東ウッドで浜中騎手を背に単走。敢えて追わずのソフトな内容だったが、ラストは1F12秒フラットとまずまずの伸びを見せた。1週前追いに続いて軽めの調整だったのが気がかりではあるが、前走から一定の上積みは見込めそうだ。
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