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【ダービー卿CT】コディーノ 迫力満点のフォーム

4月6日、中山競馬場ではダービー卿CT(GIII、芝1600m)が行われる。

前走東京新聞杯は4着に終わったコディーノだが、4カ月ぶりだったことを考えれば悪くない走り。マイル適性にも光明が見え、収穫の大きいレースだったと言っていいだろう。朝日杯FSで2着のある舞台、ハンデ57キロも手頃で久々のVを狙う。一度使われたことで気配はグンと上昇しており1週前追いではスムーズな加速から、直線も引っ張り切れない手応えで一直線の伸び脚を見せた。迫力満点のフォームは状態アップの証明。日曜追いでも上々の動きを見せており、文句なしの状態で臨めそう。

2走前のリゲルSでハナ差2着、前走ニューイヤーSを快勝と着実に力をつけているのがレッドアリオンだ。特に前走は中山マイルで先行勢が押し切りを図るところを、中団からねじ伏せるという内容。2着に2馬身差という結果以上に強い競馬で、重賞でも十分勝ち負け可能な雰囲気が漂う。その前走、そして昨年春にはNZTで2着しており今回のコース適性は抜群。2カ月半の休養明けになるが1週前追いでは僚馬オリービン(1600万下)との併せ馬で先着を果たすなど、気配は整いつつある。前走からの斤量2キロ増がどうかだが、それでも56キロは恵まれた印象。

3走前のノエル賞、前走の韓国馬事会杯と中山マイル戦で好内容を見せ勝ち上がってきたインプロヴァイズの勢いは軽視できない。小回り向きの小足が使え、このコース向きの立ち回りの巧さが印象的。昇級初戦とあってハンデ55キロで臨めるのもいい材料だろう。中1週だがフットワークは実にキビキビとしており、元気一杯で疲れはまったく見られない。高いレベルでの好調キープと見ていい。

1年ぶりだった2走前こそ入れ込みがキツく9着に沈んだが、前走武庫川Sではきっちり反撃し快勝したマウントシャスタ。屈腱炎から立ち直った素質馬がようやく軌道に乗ってきた。こちらも昇級初戦だが神戸新聞杯3着、宝塚記念5着などオープンでの実績がある分ハンデは56キロ。やや見込まれた印象だが、この相手関係なら足を引っ張る材料にはならないだろう。栗東坂路での1週前追いは渋った馬場で時計こそ平凡だったが、3歳未勝利馬をアオリまくって先着するなど叩き3戦目を前に、更に状態をアップさせているようだ。

桜花賞馬アユサンは前走中山記念が9カ月ぶりの復帰戦。流れには乗っていたが3コーナーからの反応は乏しく、最下位15着に沈んでいる。長休を使われていくぶん動きは良くなってはいるが、良かった頃の迫力にはまだ遠く上積みはひと息といったところ。直前でどこまで変わってくるかだろう。

【関連リンク】
コディーノ「地力からチャンスはある」(東京スポーツ)

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