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【フローラS】マジックタイムら有力馬最終追い
4月27日に東京競馬場で開催されるフローラS(GII、芝2000m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが、美浦・栗東両トレセンで行われた。
クイーンCで2着だったマジックタイムの最終追いは後藤騎手が手綱を握り、美浦ウッドで1秒半近く相手を先に行かせての併せ馬。4角大外から豪快にまくりかけ、直線半ばであっさり取り付くと余力を保ったまま2馬身突き放しての先着フィニッシュとなった。得意とされる左回りではなく、右回りとなるウッドチップコースでの調教だったがコーナリングはスムーズそのもので伸び脚も抜群。ひと息入った影響は感じられず、絶好の状態に仕上がっている。
フラワーCで2着のマイネグレヴィルは1週前のハード追いが実質の最終追いで、レース当週の追い切りは美浦坂路で流す程度の内容にとどまっている。終いだけ伸ばされ、4F54秒9-1F13秒2(馬なり)を計時。脚捌きは軽快で、依然好調だろう。
500万特別のミモザ賞を勝ったハピネスダンサーは栗東ウッドで3歳未勝利馬を相手を追走すると、ラスト1Fで抜群の瞬発力を見せて先着を果たした。1週前もハードな併せ馬を消化できており、高いレベルでの好調キープは疑いようがない。
2走前チューリップ賞で4着だったブランネージュは秋山騎手を背に栗東ポリトラックコースで素軽い動きを披露。前走時にある程度仕上がっており、この中間は馬なり調教に終始しているがデキ落ちはなく安定している。
1戦1勝馬イサベルは栗東ウッドで準オープン馬ハーキュリーズ、マイラーズCに出走予定のエキストラエンドとの3頭併せを敢行した。古馬に物怖じすることなく隊列の真ん中を悠々と進むと余力十分のまま外ハーキュリーズに先着、内エキストラエンドと同入を果たしている。デビュー初戦を使われて更に状態アップを果たした印象。
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