【マイラーズC】エキストラエンドら有力馬最終追い

4月27日に京都競馬場で開催されるマイラーズC（GII、芝1600m）に出走を予定している各馬の最終追い切りが、美浦・栗東両トレセンで行われた。

前走東京新聞杯で2着だったエキストラエンドは栗東ウッドで川田騎手を背に3頭併せ。最後方から追走し、最内に潜り込むと馬なりのままスムーズに伸びて外ハーキュリーズ（1600万下）に先着、中のイサベル（3歳500万下、フローラSに出走予定）に同入を果たしている。ひと息入ったが中間は入念に乗り込まれており、力を出せるデキに仕上がったと見ていい。

前走六甲Sを勝ったフィエロは栗東ウッドでオープン馬セイルラージを追走。ステッキも入り懸命に追われる相手に対して脚色で圧倒し、仕掛けられるとあっさり突き放して1秒以上の先着を果たしている。2カ月半ぶりの前走を使われ、グンと良くなってきたようだ。

前走ダービー卿CTで2着のカオスモスは24日、栗東坂路で和田騎手を背に併せ馬を行った。3歳馬を2馬身ほど先に行かせ脚色優勢で並びかけると、余力十分のまま1馬身突き放してのフィニッシュ。4F50秒8-1F12秒4（馬なり）と時計も超抜のものをマークした。使い詰めで来ているが、デキ落ちどころかさらに状態を上げてきている印象。

京都金杯での2着以来4カ月ぶりとなるオースミナインは栗東坂路を単走。終い重点に追われて4F53秒5-1F12秒6（一杯）と上々の伸びを見せた。3月下旬から入念に乗り込まれており、好時計を連発。リフレッシュされたほうがいいタイプなこともあって、好仕上がりと考えて良さそうだ。

ワールドエースの最終追いは栗東坂路で4F51秒5-1F12秒3（強め）をマーク。2週続けての好時計マークとなり、中間一頓挫の影響は払拭されたと見ていい。力を出せるデキに仕上がっている。

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