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【フローラS】マジックタイム ほぼ万全の態勢

4月27日、東京競馬場では3着馬までに優先出走権が与えられるオークストライアル・フローラS(GII、芝2000m)が行われる。

500万勝ち後に臨んだ阪神JFは0秒4差の6着と健闘したマジックタイムは、年明けの初戦クイーンCでフォーエバーモア(阪神JF3着)にクビ差の2着に入っており、関東馬ではトップクラスの力量の持ち主と言えるだろう。桜花賞はパス。じっくりと間隔をとって得意の左回りで行われるオークスでの好走を期すが、ここでまずいい結果を残しておきたい。リフレッシュされたのが奏功してか、帰厩後の動きは絶好そのものだ。4月17日の1週前追いは宮崎騎手(レースは後藤騎手を予定)が騎乗して6Fからで2秒以上先行する相手を追い掛けるハードな内容。直線は実戦さながらの追い比べになったが、最後は脚力の違いを見せつけて1馬身抜け出しての先着を果たしている。脚捌きに重苦しさはまったくなく、伸び脚は切れに切れた。ほぼ万全の態勢。

札幌2歳Sでレッドリヴェールにクビ差2着、前走のフラワーCでも2着とタフな馬場での好走が印象的なマイネグレヴィル。開幕週の良好な馬場でどうかだが、実績は確実に上位なだけにペースを握っての粘りこみは十分ありそう。1週前追い切りでは美浦ウッドで古馬1000万下を1秒以上追走し、同入に持ち込むなど前走時からの好調は維持できているようだ。

2走前のチューリップ賞ではハープスターにこそ0秒7差と圧倒的な差をつけられたが2着ヌーヴォレコルトには0秒3差の4着だったブランネージュ。続く前走自己条件戦では力の違いを示して快勝しており、改めての重賞挑戦だ。使い詰めで来ているが1週前の栗東坂路では4F52秒5-1F12秒7と、馬なりで自己ベストを更新。輸送を問題なくこなせば、上位進出の可能性は大きそう。

抽選対象となりそうな1勝馬ではイサベルに注目か。新馬戦が残っている期間ではあったが、芝にこだわって未勝利戦デビューを選択。既走馬相手で楽な条件ではなかったはずだし、スタートで後手を踏む不利もあったが2着に3馬身半差の圧勝を収め、モノの違いをアピールした。祖母は中央5勝のグレースアドマイヤで伯父にリンカーン、ヴィクトリーと血統背景も十分。中間は順調に調整されており、日曜追いでは準オープン馬を追い詰めるなど初戦を使われての上積みは確実に見込める。底を見せていないだけに樫切符どころか、デビュー2戦目での重賞Vまで考えておきたい。

【関連リンク】
マジックタイム「現状は左回りがベスト」(東京スポーツ)

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