おしらせ
【マイラーズC】得意の京都でGII獲りだ エキストラエンド
4月27日、京都競馬場ではマイラーズC(GII、芝1600m)が行われる。1着馬には優先出走権が与えられる、安田記念に向けての重要な前哨戦のひとつだ。
今年はマイル路線に矛先を定め京都金杯で勝利、東京新聞杯では2着と好走を続けているエキストラエンド。2000m以上のレースも含めここまで掲示板を外していない京都コースならばあっさりのGII制覇も十分にありうる。今回が2カ月半ぶりのレースとなるが、帰厩以来順調に乗り込まれており徐々に気配を上げてきている。1週前追い切りでは3頭併せで相手2頭に遅れをとったが、終いの伸びは悪くなかった。今週のひと追いで態勢は整ってきそうだ。
前走は休み明けの昇級戦、初のオープンクラスでの一戦だったフィエロだが、ラトルスネークら骨っぽい相手に完勝を収めている。これで休養を挟み3連勝と勢いに乗っており、GIIにしては比較的メンバーの落ち着いた今回なら一気に初タイトルの可能性まで。中3週のため中間の初時計は4月16日の1週前追いとなったが、余力十分のまま格下馬に対し追走先着を果たしている。前走からの上積みは大きそうだ。
11カ月ぶりだった1月のニューイヤーSこそさすがに崩れたが以降0秒3差3着、0秒3差4着、そして前走のダービー卿CTでクビ差の2着とマイル戦で堅実に走っているのがカオスモスだ。スッと前々の流れに乗れる脚質は、開幕週においては大きな武器でこの相手関係なら再度勝ち負け可能だ。休み明けから4戦を使われ、さすがに大きな上積みは強調しづらいが1週前の坂路追いでは馬なりで先行先着。デキ落ちはなく、依然好調維持と見て良さそう。
2012年春に若葉S勝ち、皐月賞で2着、日本ダービーで4着だったワールドエースは屈腱炎から立ち直り、今年2月に1年8カ月ぶりの復帰戦を走った。さすがに勝ち負けには絡めなかったが、それでも勝ったエアソミュ?ルに0秒4差の5着。地力に衰えはなさそうだ。中間一頓挫あり、順調に使えないのが苦しいところではあるがここへ来て調整の内容は目に見えて良くなってきている。1週前追いは栗東坂路でオープン馬ラブリーデイを追いかけ同入、時計も4F52秒4-1F12秒2(一杯)と上々のものだった。力を出せる態勢にはありそう。
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