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【アンタレスS】ニホンピロアワーズら有力馬最終追い

4月19日に阪神競馬場で開催されるアンタレスS(GIII、ダ1800m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが、美浦・栗東両トレセンで行われた。

一昨年のJCダート覇者ニホンピロアワーズは主戦・酒井騎手を背に栗東ポリトラックコースで最終リハ。使い詰めとあって単走・馬なりのメニューだったが、道中軽快に進みラスト1Fは11秒1と鋭く切れた。重苦しさはなく、高いレベルで安定していると見ていい。

今回キャリア初のダート戦に挑むダノンバラードは栗東坂路で単走。終いにビシッと負荷を掛けられ、ラスト2Fを13秒0-12秒4の快ラップで駆け抜けて見せた。1週前追いでも猛時計をマークしており、ひと息入っているがデキに関しては全く問題ない状態に仕上がっている。

前走仁川Sを勝ち勢いに乗るナムラビクターは小牧騎手が手綱を取り、栗東ウッドで追われた。単走だが他陣営の馬を追って序盤から飛ばしていまい、そのぶんラスト1Fは13秒9でまとめるのが精一杯とチグハグな内容となっている。全体時計は申し分なく、活気からは一定の上積みを見込んで良さそうだが、終いを伸ばせなかったのはやや誤算か。

3カ月ぶりだった前走コーラルSを快勝したエアハリファは栗東坂路で福永騎手が跨っての併せ馬を敢行。同じアンタレスSに出走予定のグラッツィアを後方から迎え撃つ形となったが、脚色優勢のいわゆる“おいでおいで”状態から先行差をさらに広げての先着を果たしている。休み明けを使われてからの中1週だが、反動はなく上積みはかなり大きそうだ。グラッツィアは相手が騎手騎乗で、そもそも稽古では良く見せないタイプ。中2週でしっかりやれたことは評価でき、この馬なりに好調だろう。

前走のマーチSで重賞を初制覇したソロルは栗東坂路で4F54秒5-1F12秒9(一杯)を計時。中2週とあって終いだけ重点の内容だったが、まずまずの伸びを示せた。この馬も使い詰めだが、デキ落ちはなく好調を維持しているようだ。

トウショウフリークの最終追い切りは栗東坂路単走。飛ばし気味に進んだがラストも踏ん張り4F51秒7-1F13秒2(強め)の好タイムを、お釣りを残してマークした。中間の乗り込みも入念で、いい状態をキープできていると見ていい。

マーチSでの9着から巻き返しを期すグランドシチーは美浦ウッド単走で終いに負荷をかけられ、ラスト1Fは13秒0フラット。以前は併せ馬でしか動かなかった馬だが、単走でもいい動きを見せるようになってきており、上昇気配は感じられる。

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