UMAJIN.net

おしらせ

【NHKマイルC】ミッキーアイルら有力馬最終追い

5月11日に東京競馬場で開催されるNHKマイルC(GI、芝1600m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが、美浦・栗東両トレセンで行われた。

重賞2勝を含む4連勝できているミッキーアイルは浜中騎手を背に栗東坂路で単走。序盤から抜群の行きっぷりを見せると、ラストも失速することなく鞍上のゲキに応え13秒0でまとめてみせた。4F全体50秒6(一杯)はこの日の一番時計(タイ)。じっくり間隔をとってここ一本に絞ったのが奏功し、絶好の状態に仕上がった。

前走NZTを勝利したショウナンアチーヴは戸崎騎手が跨り美浦ウッド坂路で先輩古馬ウィケットキーパー(1000万下)を追走する併せ馬。序盤からゆったりと進み、終いも余力を残したままスムーズに伸びて同入に持ち込んでいる。馬体維持を考慮してか敢えて追わなかったため時計は平凡だったが、気配は悪くない。上積みは強調できないが力は出せそうなデキ。

2歳時に重賞2勝を挙げている牝馬ホウライアキコは栗東坂路で単走、終いだけ重点の最終リハを行い4F55秒3-1F12秒8(強め)をマークした。時計は平凡だがテンションが上がりすぎないように加減されてのもの。動きに重苦しさは感じられず、GI後の中3週だが好調を維持できている。

NZTで僅差2着だったショウナンワダチは美浦ウッドで0秒6先行する3歳500万下を追走する併せ馬。直線での追い比べは相手もよく走り同入のフィニッシュとなったが、時計はラスト1F12秒5と文句なし。2週続けてしっかり負荷を掛けることができたのも好調の証で、前走からの上積みは大きく見込んでいいだろう。

ファルコンSで2着だったサトノルパンは武豊騎手が跨り栗東坂路で古馬オープン・サトノシュレンを0秒5追走。脚色こそやや見劣ったがラストで鋭い反応を見せ1秒0突き放しての先着を果たした。中間もオープン馬相手に内容の濃いスパーリングを消化しており、休みなく走っているが更に調子を上げてきている感がある。

スプリングSの勝ち馬ロサギガンティアは美浦坂路で重賞勝ち馬レッドスパーダを追走する併せ馬。脚色優勢でアオり、仕掛けられると機敏な反応から一気に先輩馬を抜き差っての先着フィニッシュを果たしている。4F53秒2-1F12秒5(馬なり)と時計も上々。GI後だが高いレベルで好調を維持できていると見ていい。

毎日杯でハナ差の2着だったエイシンブルズアイは福永騎手を背に栗東ウッドで併せ馬を敢行。3歳1勝馬を1秒以上先に見てスタートすると、懸命に追われる相手を尻目に余力十分のままゴール前で抜け出し2馬身の先着となっている。3月に2戦使われ、目下絶好の状態にありそう。

【関連リンク】
遂に全レース公開! 高いパフォーマンスを残し続ける新指数【WINDEX】掲載の「NHKマイルC」馬柱は金曜日18時に公開!
ミッキーアイル、栗東坂路一番時計50秒6(スポーツ報知)

おしらせ一覧

PAGE TOP