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【ヴィクトリアマイル】ホエールキャプチャら有力馬最終追い

5月18日に東京競馬場で開催されるヴィクトリアマイル(GI、芝1600m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが、美浦・栗東両トレセンで行われた。

前走の東京新聞杯を勝利したホエールキャプチャは、蛯名騎手を背に美浦坂路を単走。手ごたえ十分のまま4F54秒2-1F12秒5(馬なり)を計時している。やや地味な数字に映るが、散水により時計を要する馬場状態だったことを考慮すれば上々だったと言える。中間も入念に乗り込まれているし、力を出せる状態で臨めそうだ。

阪神牝馬Sの覇者スマートレイアーは武豊騎手が跨り栗東坂路で併せ馬を敢行。準オープン馬を追い、序盤はしっかりとした折り合いを見せる。ラスト1ハロンを前に軽く促されると、あっさり取りつきゴール前で更にひと伸びして1馬身の先着を果たし4F52秒3-1F12秒2(馬なり)の好時計をマークした。目下絶好の状態にあると見ていいだろう。

GI3勝馬メイショウマンボは栗東ウッドで古馬1000万下を追走。序盤はゆったりと入り、終いだけに重点を置いた分突き放せず同入にとどまったが、脚色では圧倒しており気配は申し分ない。確実に上積みを見込める。

昨年の覇者ヴィルシーナは竹之下騎手(レースは内田騎手を予定)が騎乗し、栗東ウッドで準オープン馬を追走。中盤から軽快な加速を見せ、相手と体を並べての追い比べも鋭く伸びると半馬身抜け出しての先着を果たしている。レースでは結果が出ていない現状だが、デキだけは文句なしだ。

中日新聞杯2着のラキシス、ドバイ遠征帰りとなるデニムアンドルビーは僚馬ハーキュリーズ(1600万下)を交えて栗東ウッドで“角居流”の3頭併せを敢行。外ハーキュリーズが先導し中デニム、内ラキシスの隊列で進むとそれぞれの差は若干縮まったがそのまま順列変わることなく入線している。ハーキリューズは稽古駆けするタイプだし、ヴィクトリアM出走組はオーバーワークを避け敢えて追わなかったもので気配は悪くない。ラキシスは中間入念に攻められ上々のデキ、デニムは正直追い不足だが最終追いの雰囲気を見る限り力を出せるデキにあるだろう。

角居厩舎からもう1頭出走となるキャトルフィーユはウィリアムズ騎手が手綱を握り、別組の3頭併せを行った。鞍上のコンタクトを主眼に。こちらも敢えて強くは攻めなかったが後方からの準オープン馬を抜かせず同入。福島遠征後の中2週だが、目立った疲れはなくいい意味で平行線だろう。

阪神牝馬Sで2着だったウリウリは栗東坂路で終い重点のメニューを消化。準オープン馬を追ってのスタートだったが、仕掛けられるとなんなく突き放し4馬身先着のフィニッシュとなった。3カ月ぶりの前走を使われ、グンと良化を果たしたようだ。

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