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【京王杯SC】コパノリチャードら有力馬最終追い

5月17日に東京競馬場で開催される京王杯SC(GII、芝1400m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが、美浦・栗東両トレセンで行われた。

高松宮記念の覇者コパノリチャードは浜中騎手を背に栗東坂路で単走の最終リハ。序盤から軽快な行きっぷりを見せると、ラストも渋った馬場のなか余力十分のまま13秒2でまとめ、全体で4F51秒2(馬なり)の好時計をマークした。1週前でしっかり負荷をかけられたのが奏功したか、短期放牧明けを感じさせない態勢に仕上がっている。

東京で重賞3勝を挙げているクラレントは栗東坂路で川田騎手を背に古馬1000万下を追走。相手をロックオンし仕掛けられると鋭い反応からあっさり抜き去り、3馬身の先着を果たしている。時計は4F52秒0-1F13秒1(一杯)と数字だけ見れば水準級だが、稽古ではズブいところのある馬だけに出色のデキと見て良さそう。

ダービー卿CTでの6着から前進を期すインパルスヒーローは美浦坂路で田中勝騎手が感触を確かめる程度の内容だったが、古馬1000万下に対して追走先着。前走時にある程度仕上がっており、この中間は状態維持に努めていた印象だが、動きには柔軟さがあり、高いレベルで安定している。

前走阪神牝馬Sは初の重賞挑戦だったが、0秒2差5着とさっそくメドの立つ走りを見せたのがアミカブルナンバーだ。最終追い切りは美浦坂路で終いだけ伸ばす内容を消化し、4F57秒8-1F12秒1(馬なり)を計時。小気味良い脚捌きを見せ、好調をアピールしている。中間は馬体回復に専心したメニューで大きな上積みこそ強調できないが、この馬なりにいい状態で臨めそう。

昇級初戦のダービー卿CTでさっそく3着に入ったインプロヴァイズは美浦ウッドを単走。1週前に負荷を掛けられており、最終追いは4Fから流す程度だったが上々のタイムで駆け抜けている。いい状態は維持できているだろう。ただし、イレコミがキツいのは気になるところ。

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