[結果]【鳴尾記念】エアソミュールが接戦制し重賞初V！

6月7日、阪神競馬場で開催された鳴尾記念（GIII、芝2000m）は1番人気エアソミュール（牡5、栗東・角居）がアドマイヤタイシとの接戦を制し、勝利した。鞍上は戸崎騎手。ハナ差の2着は9番人気アドマイヤタイシ、そこからハナ差の3着に10番人気フラガラッハが入っている。

トウカイパラダイスが軽快に出てハナを奪いにいくが、これを叩いて主導権を得たのが復活を期すトゥザグローリー。トゥザ、トウカイ、そしてカレンミロティックという隊列で序盤は淀みのない流れで進む。直線に入るとトゥザグローリーは失速、トウカイパラダイスが抜け出しにかかるが、直線半ばで好位勢がどっと押し寄せ横一線の追い比べに。そのなかからエアソミュールとアドマイヤタイシの2頭が抜け出し、マッチレースの様相となる。外エアと内アドマイヤは叩きあったままゴールに雪崩れ込み、結果は写真判定に委ねられたが首の上げ下げで外のエアソミュールに軍配が上がった。ハナ差の惜しい2着がアドマイヤタイシ、後方に構えゴール前で内めを突いて猛襲したフラガラッハが、2着にハナ差の3着。

配当は単勝390円、馬連3520円、馬単5130円、3連複2万8180円、3連単10万8720円。勝ったエアソミュールはこれまでオープン特別で4勝を挙げる実力を見せていたが、ここで重賞初勝利となった。

▽【エアソミュール】
父ジャングルポケット
母エアラグーン
母父サンデーサイレンス
通算成績は21戦9勝
重賞は初勝利

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