おしらせ
【エプソムC】マーティンボロ 成長曲線的に楽しみ大きい
6月15日、東京競馬場ではエプソムC(GIII、芝1800m)が行われる。GI谷間の週ではあるが、ここからジャスタウェイ級を目指したい素質馬が揃って楽しめそうな一戦だ。
前走、中日新聞杯では昇級初戦だったこともあり10番人気という評価だったが、素質馬ラキシスらとのゴール前大接戦を制して勝利したのがマーティンボロだ。8月20日と超遅生まれとあって、成長に時間はかかったが昨年の秋ごろから末脚に堅実さが出てきて成績が安定。過去2走で見せたように、混戦からきっちり抜け出す勝負根性の強さも際立っておりいよいよ本格化なった印象だ。3カ月の休養明け。帰厩後の初時計が5月25日で、やや急仕上げな感はあるが5月28日、6月4日と内容の濃いスパーリングを消化しており、当週もきっちり追えば力を出せるデキには仕上がってきそうだ。初の関東遠征、そして斤量56キロと克服課題は並ぶが、描いている成長曲線からは楽しみのほうが大きく感じる。
実績で頭ひとつ抜けた存在がオープン4勝、うち重賞2勝のマイネルラクリマ。前走は香港のGI、チャンピオンズマイルへ果敢に挑戦して14頭立ての10着に終わっているが、初の海外遠征が南アを代表する強豪ヴァライエティクラブ、現地では無類の強さを誇るグロリアスデイズらが相手ではその結果も致し方なし。国内GIIIなら当然見直されていい。帰国後牧場で入念に調整されていたとあって美浦帰厩そうそう絶好の動きを披露しており、体調面の不安はなさそう。直線平坦がいいタイプではあるが、この相手関係なら勝ち負け。
勝ち馬エピファネイアにこそ水をあけられたが、神戸新聞杯で2着を確保したマジェスティハーツ。立て直された今春2戦でアタマ差2着、クビ差2着とそろそろタイトルに手が届きそうなところまで来ている。中間は口向きの悪さを見せながらも栗東ウッドで軽快な動きを見せており、休み明けを2度使われて気配は目下絶好調か。プリンシパルSで3着があり、舞台設定も問題なし。距離はもう少しあったほうが良さそうだが、このデキなら好勝負に持ち込める。
オープン入り後、4着、3着、2着、2着と、ディサイファもあともう少しでタイトルというところだ。前走はグランデッツァの日本レコード駆けに5馬身差負けだったが、ディサイファもレコードに迫る好タイムで駆けており力の一端は示せたと言っていい。5走前の東京芝1800m戦でレッドレイヴン(後に福島民報杯勝ち)を撃破しており、条件はベスト。1週前は馬なりでオープン馬をアオる軽快な動きを見せており、ひと息入った前走を叩かれ気配はグンと上向いているようだ。
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