おしらせ
【マーメイドS】樫3着のアイスフォーリス 52キロなら勝ち負け
6月15日、阪神競馬場ではマーメイドS(GIII、芝2000m)が行われる。かつては荒れる重賞の代表格だったが、過去2年は1番人気馬が1着、3着。今年はどのような結果となるのか、注目したい。
オークス3着の実績があるアイスフォーリスは前走1000万条件を勝ったばかりで、形としては格上挑戦。その前走だが、いわゆるスローからのヨーイドンで究極の瞬発力比べになったが見事に差し切っての完勝だった。ハンデは52キロとかなり恵まれたし、再度芝2000mなら牝馬同士なら勝ち負け必至だろう。中3週で6月8日の日曜追いが中間の初時計だが、雨で渋った美浦ウッドで軽快な伸びを示している。連戦続きで上積みはどうかも、依然好調を維持はできていると見たい。
昨年末の愛知杯を50キロで、今春3月の中山牝馬Sを53キロで制したフーラブライド。前走は芝路線に再転入してから初の凡走だったが、自身初のGIでスローな流れも向かなかった。それでいて勝ち馬に0秒8まで詰め寄っていたのだから、着順ほどは負けていない。この相手関係ならやはり力上位。前走時ある程度仕上がっており、この中間は静に徹した内容を消化するにとどまっているが、上々の動きを見せておりGI後だがデキ落ちはない。今回課せられた56キロを克服できるかが、最大のカギとなる。
ウエスタンレベッカは昨年12月の阪神芝2000m戦、ゴールデンブーツトロフィーで快勝。それを含めて阪神芝での好走が目立つし、今年1月の寿Sではクビ差2着。そこで勝ったアクションスターはオープン・垂水Sで2着だし、1馬身1/4差をつけ3着に下した相手マーティンボロは後に中日新聞杯を勝った。力関係ではまったく見劣らないが、それで52キロならこちらもやはり恵まれている。過去中1週では【1.1.1.1】と走っており、前走からの大幅前進に期待できそう。
前走、半年ぶりの一戦でいきなり2着したディアデラマドレは中間の軽快さが目立ち、上積みはかなり大きそう。前走でアタマ差まで追い詰めたトーセンソレイユが続く垂水Sで勝ち馬に0秒1差の3着なら、この馬も牝馬同士なら重賞でも互角にやれる。阪神コースでは昨年秋、500万下平場とは言え一気の末脚で差し切った秀逸な内容がありコース相性の良さは疑いようがない。
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