【今日の出来事】幸騎手がJRA史上最速で15000回騎乗達成　湯窪師は200勝

6月21日、阪神第2Rでシセイタマテに騎乗した幸英明騎手（38、栗東・フリー）が、JRAでの通算15000回騎乗を達成した。史上8人目の記録で、現役では7人目。デビューから20年3カ月17日、および38歳5カ月10日での達成は、これまでの武豊騎手の記録を超えるJRA史上最速、ならびに最年少記録。同騎手は「たくさん乗せていただいたおかげで、史上最速で1万5000回騎乗を達成することができ、関係者やファンの皆様には感謝しております。今後は1万6000回騎乗を目指して、騎乗数だけではなく勝利数にもこだわって頑張っていきたいと思います」とJRAを通じてコメントしている。

6月21日、阪神第3Rでコウエイテンペスタが勝利し、同馬を管理している湯窪幸雄調教師（63、栗東）がJRAでの通算200勝を達成した。現役では102人目。同師は「あと1勝になってから、少し時間が経ってしまいました。今日は娘夫婦、孫が観に来てくれていたので、一緒に200勝目を喜んでもらえて嬉しいです。一番の思い出の勝利は、やはり初勝利ですが、これまでのどの勝利もひとつひとつしみじみと嬉しいです。競馬は1人では何もできないので、馬主さん、厩舎スタッフ、ファンの方々、みなさんに支えてもらってここまでこれたと感じています」とJRAを通じてコメントしている。

6月21日、東京5Rの2歳新馬で1番人気に推されていたマックヴァン（牡2、美浦・堀）は決勝線手前で競走を中止。同馬は右第1趾骨粉砕骨折で予後不良、騎乗していた石橋脩騎手は異状はなかった。

6月21日、東京1Rに出走予定だったスペシャルガール（牝2、美浦・相沢）は、本日朝、美浦トレーニングセンターからの輸送の際、馬運車が故障し、装鞍所入所時刻から遅れて東京競馬場に到着したため競走除外となっている。

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