おしらせ
【函館SS】ストレイトvsフォーエバー 函館巧者の対決ムード
6月22日、函館競馬場ではサマースプリントシリーズの第1戦・函館スプリントS(GIII、芝1200m)が行われる。函館スプリント実績を誇る2強の激突ムードだが、他馬の台頭にも気を配りたい一戦だ。
ストレイトガールは昨年夏の函館で500万からオープン特別まで破竹の4連勝。重賞初挑戦だったキーンランドCこそ2着に敗れたものの休養を挟んでオープン・尾張S、GIIIシルクロードSを続けて勝ち、GIで連続3着に入るなど確固たる地位を築くに至っている。GI連戦の疲れがどうかだが、8回走って5勝2着1回の函館なら負けられない一戦になりそうだ。6月5日に函館入りし12日に現地での初時計。岩田騎手を背に流した程度の内容だったが、ラストは上々の切れを披露できていた。一連の好調キープだろう。
昨夏、ストレイトガールの快進撃をストップさせたのがフォーエバーマークだ。キーンランドCでは持ち味である徹底先行からゴール前でも粘りこみ、ストレイトガールの追撃をクビ差凌いで重賞初制覇を飾っている。前走、新潟での韋駄天Sが半年ぶりの一戦だったがここでさっそく2着。型どおり上積んでおり、得意の函館で再度ストレイトガールを封じ込みにかかる。すでに函館で速い時計の攻めを2本消化しているが、11日の本馬場調教では古馬1000万下を弄ぶ絶好の動き。2強対決ムードだが、前走からの上昇度ならストレイトよりもこちらに軍配か。
使われている強みがあったとは言え、韋駄天Sでフォーエバーマークを差し切った内容は評価していいセイコーライコウ。自分でレースを作れない脚質だけに前々走でようやく準オープンを卒業と出世が遅れた感はあるが、ここ2走の切れ味は圧巻の一言。今回も流れ一つだが、相手強化の重賞でも互角にやれる雰囲気は十分だ。先週の美浦は馬場が悪く、長距離輸送を控えていることもあって1週前追いはまったくの楽走にとどまったが、ラストは自分からしっかり伸びており好気配にあることは疑いようがない。昨夏函館での準オープン戦でストレイトガールと対戦し、この時は0秒7差の4着。現状の勢いなら際どい戦いに持ち込んでも驚けない。
スマートオリオンもストレイトガール同様昨夏から勢いに乗り、スプリンター戦線のトップランカーへと上り詰めた。押せ押せのローテだった前走高松宮記念こそ7着に崩れたが、それでも極悪馬場のなか0秒9差に踏みとどまったあたりは地力の為せる業だろう。十分に休養をとって立て直し。函館芝1200mでは昨夏2連勝しており、復帰戦の舞台としては申し分ない。ただし、現地での初時計だった15日の調教がやや物足りない動きだったのは気がかりだ。レース当週の攻めでどこまで変わってくるかに注目したい。
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