【今週の新馬戦・注目馬（日）】評判馬ティルナノーグは万全の仕上がり

○6月29日、東京競馬場の第5R・2歳新馬（芝1400m）で、近親に重賞2勝のダノンシャークがいるスペチアーレ（牝2、美浦・矢野）がデビューを迎える。鞍上は大野騎手。「ボリューム感のある馬体だが手先が軽く、これは走るダイワメジャー産駒の特徴」と、マスコミ関係者は高い評価を下している。最終追いは芝コースでの古馬相手の3頭併せとなったが、中央から抜け出し余力を持って抜け出すなど、完成度はかなり高そう。また、このレースには近親にレオアクティブ（京王杯2歳S勝ちなど）がいるセンコウノマイヒメ（牝2、美浦・杉浦）も出走。入厩してからの攻めはいささか軽めで、もうひと追い欲しかった感もあるが時計は水準のものを出しており、父スタチューオブリバティなだけにデビュー戦からの好走も十分にありそうだ。3キロ減となる原田騎手が鞍上を務める。

▽【スペチアーレ】
父ダイワメジャー
母ターキー
母父Sinndar
▽【UMAJIN POG】
通常モード　　　指名者2名

▽【センコウノマイヒメ】
父スタチューオブリバティ
母ジャンレーヴ
母父スキャン
▽【UMA JIN POG】
通常モード　　　指名者0名

○6月29日、阪神競馬場の第5R・2歳新馬（芝1800m）では母が良血馬バイコースタルで、育成牧場大山ヒルズ時代から評価の高かったティルナノーグ（牡2、栗東・松永幹）が武豊騎手でエントリーしている。1週前は武豊騎手が跨りウッドコースで3歳1勝馬に追走先着、最終追い切りでは松永幹師自らが手綱を取って坂路で4F52秒2-1F12秒2（一杯）の好タイムをマークと万全の仕上がりだ。「バランスが良く、しっかりとした走りでまだまだ伸びしろがありそう」と、関係者は評しておりデビュー戦はもちろんだが、大山ヒルズからはキズナ、ワンアンドオンリーと2年連続ダービー馬が出ていることもあり今後にも注目したい1頭。

▽【ティルナノーグ】
父ディープインパクト
母バイコースタル
母父Gone West
▽【UMAJIN POG】
通常モード　　　指名者973名

○6月29日、函館競馬場の第5R・2歳新馬（芝1200m）では牧場から直接函館入りし、順調に調整されているジョーハリス（牡2、栗東・清水久）がデビューを迎える。曾祖母は仏オークス馬で、同牝系からはトキオエクセレント（青葉賞勝ち）、タガノマイバッハ（大阪杯勝ち）らが出ている一族の一員だ。追走差があった最終追いでは差が縮まらず遅れ入線となったが、これは相手が良く走ったもの。1週前には同じ相手に先着をしているし、函館入りしてからの時計はどれも水準のものが出ている。「併走に持ち込めば勝負根性を発揮するタイプ」との評もあり、懸念視は不要だろう。鞍上は三浦騎手。

▽【ジョーハリス】
父ロージズインメイ
母ウエストエスケープ
母父Gone West
▽【UMAJIN POG】
通常モード　　　指名者3名

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