おしらせ
【帝王賞(大井)】充実!コパノリッキー GI級3連勝なるか
6月25日、大井競馬場で、帝王賞(JpnI、ダ2000m)が行われる。春を締めくくるダート王者決定戦にJRAから6頭、南関東から3頭、その他の地方から2頭がエントリーしている。過去3年はスマートファルコン、ゴルトブリッツ、ホッコータルマエとJRA勢が3連覇。今年もJRA所属馬が制するのか、それとも地方馬が4年ぶりの優勝を飾るのか注目の一戦だ。
2月のフェブラリーSを制したコパノリッキーは、続く前走船橋のかしわ記念(JpnI、1600m)も勝利してGI級2連勝。好位から外めを差し込む堂々たる勝ちっぷりで、最低人気でのフェブラリーS勝ちがフロックでなかったことを証明してみせた格好だ。今回は自身初となる2000mという距離がカギとなるが、目下の充実度ならあっさり克服してくれそう。短期放牧後はやや動きが鈍かったが、6月22日の栗東ウッド調教で追走先着。このひと追いで仕上がった印象だ。
昨年このレースで2着。この経験が大きなアドバンテージとなりそうなのがニホンピロアワーズだ。2012年のJCダート勝ちがあり、力量面でもトップクラスにあるのは論を待たないところだろう。調整過程だが、ここ2週連続ラストにビッシリ追われ鋭く伸びて好調をアピール。平安Sをパスして、しっかりリフレッシュできたのが奏功した雰囲気だ。昨年のメンバーはかなりハイレベルだっただけに、比較的与し易い今回は前進の可能性十分。
ワンダーアキュートは昨年このレースの3着馬。暮れの東京大賞典では3年連続馬券圏内に入っているように、このコースでは崩れないのが魅力だ。前走かしわ記念での3着が案外だったが、中間の乗り込みは意欲的で気配面では確実に前走以上。この舞台なら、過去2走で2度先着されたコパノリッキーを逆転する可能性は十分にある。
3走前のJpnI・川崎記念が2年10ケ月ぶりと超久々のダート戦で、それも初の地方競馬場への参戦だったムスカテールだが、ホッコータルマエに半馬身差の2着と好走し、砂適性の高さを大いにアピールした。続くダイオライト記念での5着が案外だったが、狭い船橋競馬場で包まれたのが要因だろう。スムーズに進められれば反撃可能。
中央勢が断然優位な状況だが、地方馬で注目するなら園田の雄オオエライジンだろう。2012年暮れから10ケ月と長い休養期間があったが復帰後6戦し地方馬相手に4勝。勝てなかった2戦は佐賀記念と名古屋大賞典の交流重賞だが、いずれも地方馬では最先着と力の衰えどころかますますパワーアップした感さえ。コンスタントに使われているが中間の攻めは順調で、好調持続と見て良さそう。地方トップの力量馬による一角崩しがあっても驚けない。
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