快速を武器にスプリント重賞2勝　エイシンワシントン死す

1996年のCBC賞（当時GII）を制するなど短距離戦線で活躍を続けたエイシンワシントン（牡23）が右後肢脛骨の骨折により死んだことが明らかになった。

1994年、3歳の秋に挑んだセントウルS（当時GIII）で重賞を初制覇すると以降ケレン味のない快速先行を武器に短距離戦線で活躍を続けオープン特別を4勝。1996年のCBC賞（当時は11月に開催）勝ちの後に挑んだスプリンターズS（当時は12月に開催）でも逃げの手に出て、フラワーパークと写真判定に持ち込む大接戦となったが惜しくもハナ差の2着に敗れている。このレースを最後に引退（通算25戦8勝）。引退後は種牡馬となり、09年に種牡馬を引退してからは鹿児島県湧水町のホーストラストで余生を過ごしていた。

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