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【七夕賞】小回りは歓迎 ラブリーデイ

7月13日、福島競馬場では伝統のハンデ重賞七夕賞(GIII、芝2000m)が行われる。

前走目黒記念は1番人気に推されるも展開のアヤで5着。得意の距離に戻り、ラブリーデイは改めて重賞初Vを狙う。初の福島戦になるが機動力あふれる脚質はいかにも小回り向きで、実際小倉記念での2着がある。舞台設定は大歓迎といったところだろう。中間オープン馬とハードなスパーリングを消化できており、夏場に強い馬らしく状態面も文句なし。斤量57キロで勝利経験がないあたりがどうかだが、目下の充実ぶりなら克服可能。懸念と言えば、重馬場が歓迎ではないことぐらい。この時期だけに不安は付きまとうが、開幕2週目でもあり、極端に渋くならなければ。

昨年の覇者マイネルラクリマは、昨年より1キロ増となるトップハンデ58キロを課せられた。しかしその斤量で昨夏の小倉記念で3着、福島記念で2着がある。海外帰りで仕上がりひと息だったにも関わらず前走で2着に入っているし、力量面の衰えもない。ここでガクッとパフォーマンスを落とすことはないだろう。前走を叩かれて気配は型どおり上昇。宝塚記念をパスして確実に好走見込めるここへ進んだ以上は恥ずかしい競馬にはならないだろう。

前走格上挑戦ながらマーメイドSで2着に入ったのがコスモバルバラだ。50キロを背負っての重賞2着だったが、相手関係からか今回のハンデも据え置きの50キロ。実績馬が揃っている今回、この斤量は殊更恵まれた感がある。福島では4回走り【0.1.2.1】。唯一の着外も0秒3差の6着だし、スッと前に行ける脚質からも得意の舞台と考えて差し支えないだろう。2カ月ぶりの前走を叩かれ、気配はグンと上昇。1週前の美浦ウッド調教では活気あふれるフットワークを見せていた。重ハンデ組の脚元を掬うとすればこの馬か。

福島記念を連覇しているダイワファルコンもトップタイのハンデ58キロ。今年に入って振るわない走りが続いているが、前2走とも不本意な形でのレースを強いられた感はあり、得意の福島に替わればこの斤量でも一変の走りがあって驚けない。本来叩き良化型でもあるが、中間3歳の有望株クラリティシチーを子供扱いする攻め内容を見せており、状態面は抜群。秋冬だけの馬、と軽視すると痛い目に遭いそう。

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