おしらせ
エリザベス女王所有のGI馬から禁止薬物反応
22日、英王室はエリザベス女王が所有するエスティメイト(牝5)が禁止薬物のモルヒネに陽性反応を示したと声明を発表した。同馬は昨年、英・アスコット競馬場で開催されたゴールドC(GI)を制しており、今年6月19日に行われたゴールドCでも2着に入線したがその後の検査で反応があった。
経緯については調査中の段階だが、大手飼料メーカーのドットソン&ホレール社が提供した飼料の一部にモルヒネの成分が混入し、それを摂取した可能性が高いとみられている。
英国競馬統括機構によると、これまで5頭の競走馬からモルヒネの陽性反応が検出されているが、全て異なる調教師が管理をしており、その内の1頭がエリザベス女王が所有するエスティメイトだった。モルヒネは麻酔薬の一種で競走馬への使用が認められているが、レース当日の投薬は禁じられている。
英メディアによると、違反行為があったと判断された場合、2着入線で得た約8万ポンド(約1400万円)の賞金を返還の上、今年のゴールドC2着の成績を取り消しされる可能性がある。
毎年6月にはアスコット競馬場で英王室主催の「ロイヤルアスコット」が開催されるなど、英王室と競馬との繋がりは深く、特にエリザベス女王はオーナーブリーダーとして1600勝以上を挙げるなど単なる庇護者を越えた競馬への熱意の持ち主として知られている。エスティメイトによる昨年のゴールドC勝ちは、同レース施行207年目にして初めて在位中のイギリス君主が優勝する快挙となっていた。
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