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【アイビスSD】セイコーライコウら有力馬最終追い

8月3日に新潟競馬場で開催されるアイビスSD(GIII、芝1000m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

5月の韋駄天Sを勝ったセイコーライコウは、先週ハードに追われ実質の最終追い切りを済ませているため美浦坂路で4F57秒1-1F13秒1(馬なり)とごく軽めの調整。終いだけ伸ばされたが、スムーズにギアを上げており重苦しさはない。力を出せるデキを維持できている。

昨年このレースで2着だったフォーエバーマークは1週前に併せ馬でビシッと追われているため、美浦芝コースでの最終追いは単走・馬なりの内容。序盤の折り合いは抜群で、そのぶんラスト1F12秒フラットとしっかり弾けてみせた。長期休み明けを2度使われ、目下ピークのデキだろう。

韋駄天Sで3着だったアースソニックは栗東坂路で単走。終いびっしりと追われ、4F52秒5-1F12秒8(一杯)のタイムをマークしている。短期放牧後速い時計はこれでまだ2本目だが、放牧先で緩めず乗り込まれており仕上がりも早いタイプだけに問題はない。連戦の疲れがリフレッシュされ、いい状態で臨めそう。

昨年このレースで3着だったリトルゲルダと一昨年このレースを制したパドトロワの鮫島厩舎2騎は栗東坂路で最終スパーリングを敢行。先行していたパドトロワをリトルゲルダが追うと、ラスト1F過ぎに仕掛けられたリトルゲルダが伸び脚で圧倒して先着を果たした。リトルゲルダは帰厩以来馬体を戻すのに苦心の調整が続いていたが、ここでしっかり負荷を掛けることができたということで、まずは力を出せる状態だろう。パドトロワは先行しながら遅れを取ったが、自身もラストはまずまず伸びている。中2週だがここでしっかり攻められたことで、変わり身に期待していい。

バーデンバーデンC(2着)から中1週で臨んでくるバーバラは輸送を考慮し、栗東坂路で4F55秒5-1F13秒7(馬なり)と流す程度の調整。使い詰めで上積みこそ強調できないが、25日に15-15を消化するなどデキ落ちはなく順調といったところだろう。

ダートのオープン勝ちがありつつ、昨年このレースで5着するなど芝の短いところでも健闘している“二刀流”デュアルスウォード は、美浦坂路で終いだけ軽く伸ばされ4F57秒1-1F13秒3(馬なり)を計時した。序盤に行きたがるようなところを見せず、スムーズに折り合ってラストは柔軟な脚捌き。一連の好調は維持できている。

休み明けのバーデンバーデンCで5着に入った3歳牝馬フクノドリームは、美浦ウッドで終いだけ重点の内容を消化。スムーズなギアチェンジから軽快な伸びを披露し、前走の反動はなさそう。今週の動き次第ではNST賞へ回る可能性があったが、陣営はアイビスSDへの参戦を決定した。

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