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【クイーンS】地力強化は顕著 ケイアイエレガント

8月3日、札幌競馬場では牝馬限定の重賞クイーンS(GIII、芝1800m)が行われる。

ケイアイエレガントは今年2月の準オープン戦であれよあれよの逃げ切り勝ち。10番人気馬が無警戒のまま逃げ切った、とフロック視されたか続く中山牝馬Sでも10番人気に留まっていたが、昇級初戦のここで2着(同着)と好走。そして続く福島牝馬Sで重賞初制覇を成し遂げた。前走ヴィクトリアMでは6着で連対こそ途切れたが、自身初挑戦だったGI戦で勝ち馬に0秒3差なら上出来以上と言って良く地力強化ぶりは顕著だ。連戦の疲れを癒すべくこの中間はリフレッシュ放牧に出され、そこから直接札幌入り。調整は順調そのもので、1週前はダートコースで格下相手とは言え1秒の差を縮め併入する絶好の動きを見せた。あとひと追いで万全のデキに仕上がってきそうだ。父キングカメハメハから洋芝は問題ないだろうし、小回り芝1800mとベスト条件のここで重賞2勝目を狙う。

キャトルフィーユは中山牝馬Sでケイアイエレガントと2着を分け合い、福島牝馬Sではケイアイにクビ差まで迫る2着。前走ヴィクトリアMではこちらが5着、ケイアイが1馬身半差の6着で3度目の対戦にしてようやく仇敵に先着できた。改めて北の大地で白黒つけ、かてて加えて念願の重賞初制覇を成し遂げたいところ。函館コースではあるが昨年このレースで走っているのはライバルに対してのアドバンテージとなろう。栗東、函館で入念にスパーリングを消化しており、調整は順調。いい状態で臨めると見ていい。

昨年秋の秋華賞で2着、今期は大阪城Sでディサイファら牡馬勢を蹴散らし、GII阪神牝馬Sを勝ったスマートレイアーが実績では最上位か。1400m、1600mと使われてきているが秋華賞、大阪城Sでのレースぶりを見るかぎり距離は今回ぐらいがベストだろう。1週前、同じレースに出走予定のディアデラマドレと函館ウッドでスパーリングを展開したが、追走同入を果たし軍配を上げるとすればこちら。デキは問題なさそうで、あとは初の洋芝と小回り克服がカギとなる。

一昨年の秋華賞でジェンティルドンナに0秒2差の3着、昨年のエリザベス女王杯でメイショウマンボに0秒2差の3着があるアロマティコは、意外と言うべきか前走・巴賞がオープン級の初勝利だった。平坦小回りで小脚が使えるのが強みの馬ではあったが、未知数だった洋芝戦で適性をいかんなく披露。セイルラージ、レッドレイヴンら骨っぽい牡馬勢を差し切ってみせた。舞台は札幌に変わるが、同じく平坦小回りかつ洋芝の1800m。中間も活気のあるところを見せており、牝馬限定戦なら引き続き勝ち負けできる可能性は十分。

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