1997年エリザベス女王杯を制覇　エリモシック死す

1997年のエリザベス女王杯（GI）を制したエリモシック号（牝21）が8月6日、けい養先の本桐牧場（北海道新ひだか町）で死亡したことがJRAより発表された。

同馬は父ダンシングブレーヴ、母エリモシューティング（その父テスコボーイ）という血統で1996年の春にデビュー。桜花賞進出はならなかったがオークスに出走し6着、同年が初開催だった秋華賞では2着に入った。その後は芝の中長距離路線で活躍を続け、1997年のエリザベス女王杯勝ちによって重賞を初制覇。1998年に引退、通算成績は17戦4勝（うち重賞1勝）だった。その後は繁殖牝馬として中央5勝のダノンエリモトップらを輩出。昨年の繁殖引退後は功労馬として余生を過ごしていた。

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