ロドリゴデトリアーノ死す　欧州GI5勝　種牡馬としてエリモエクセルら輩出

現役時代はイギリスなどでGI5勝を挙げ、引退後は日本で種牡馬として活躍したロドリゴデトリアーノが肺炎による呼吸不全のため死んだことがJRAより発表された。25歳だった。

同馬は1991年にデビューし5戦目のミドルパークSでGI初制覇。1992年にイギリスの2000ギニー、アイルランドの2000ギニーを制し、史上3頭目となる英愛2ヶ国の2000ギニー勝者となった。夏のインターナショナルS、秋にはチャンピオンSと古馬相手のGIを2勝し同年の欧州最優秀3歳牡馬チャンピオンを受賞。同年内に引退し、翌1993年から日本へ導入され静内種馬場で供用を開始、1998年のオークス馬エリモエクセルをはじめスーパーホーネット（毎日王冠など重賞4勝）、グレイスナムラ（京都牝馬S勝ち）などを輩出する活躍を見せた。2013年に種牡馬を引退した後は功労馬として静内種馬場で余生を送っていた。

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