おしらせ
【関屋記念】夏マイル王へリーチなるか マジェスティハーツ
8月17日、新潟競馬場ではサマーマイルシリーズの第2戦となる関屋記念(GIII、芝1600m)が行われる。
マジェスティハーツは前走中京記念でハナ+クビ差の3着。開催最終日で馬場が悪化していた内めを通り、自身も直線でモタれるようなところがありながらのこのパフォーマンスだから地力は相当にあるはず。再度左回りでモタれ癖がどうかだが、前走でも以前に比べればだいぶマシになっていた。鞍上はこの馬を知り尽くした森騎手だけにそこまで懸念視しなくてもいいだろう。1週前のウッド調教では素軽い動きを見せており、かなり状態が落ちていた前走時からはいくぶん上昇している様子。ここで悲願の重賞獲りを成し遂げ、サマーマイルシリーズの王者へリーチとなるか。
ことマイルに限れば常にレベルの高い走りを続けてきたダノンシャーク。2012年マイルCSで0秒4差6着、2013年安田記念で0秒1差3着、2013年マイルCSで0秒3差3着、そして前走が2014年安田記念だったが正攻法から0秒6差4着に粘ってみせた。地力ならメンバー最上位。58キロ、そして毎年休養に充てていた夏に走るのがどうかだが、斤量じたいは背負いなれたものでそこまで脚を引っ張る材料にはならなさそう。8月の出陣は不良馬場で走った前走のダメージが案外少ないゆえ、と陣営。前向きな理由で、これも割引材料にはあたらない。7月中旬から乗り込まれ、調整は順調だが併せ馬では格下相手に手こずるようなところがあり、まだ万全にはもうひと息の感。輸送を控え軽めにはなるだろうが、今週どこまで動けるかに注目したい。
左回りのマイル戦はベスト条件のはずのクラレントだが安田記念で10着、中京記念で8着。安田記念は不良馬場に泣き、中京記念も最終週で馬場が悪化していたところで最内枠スタートだった。情状酌量の余地はある。新潟は開幕3週目、台風通過の影響もあり抜群とまでは言い切れないが、過去2走よりは間違いなく好条件のはず。5月、6月、7月と走っておりさすがに体調面はさすがにギリギリ平行線だが、地力は上位だし斤量も0.5キロ減る。ここで巻き返したい。
5月のオープン特別・谷川岳Sを制したのがサンレイレーザーだ。昨年のマイラーズCではGI馬グランプリボスに半馬身差2着でダノンシャーク、カレンブラックヒルらに先着。同じく昨年のエプソムCではクラレント、ジャスタウェイのワンツーに0秒1差まで迫る3着があり、いつ重賞を勝ってもおかしくない力の持ち主であることは疑いようがない。休み明けになるが、陣営は当初よりここを目標に据えており余念のない調整が続いている。近2週連続でポリトラックコースでのハード追いを消化し、好時計をマーク。あとひと追いで万全のデキとなりそうだ。
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