おしらせ
【北九州記念】スプリント戦線の中心へ飛躍 エピセアローム
8月24日に行われる北九州記念(GIII、芝1200m)は、今やすっかり夏の“荒れる”スプリント重賞として定着した。
トップハンデはそれぞれ昨年、一昨年の覇者であるツルマルレオンとスギノエンデバーの57キロ。それに、セックスアローワンスのあるエピセアローム、55キロと計3頭。なかでもエピセアロームは前走、同じくハンデスプリント重賞のCBC賞でも、同斤量で2着しており、この中間も坂路で相変わらずの好時計をマークしている。小倉2歳Sに優勝、3歳時に北九州記念3着からセントウルSで重賞2勝目と、元来がこの時期にめっぽう強い馬。2歳時から活躍はしているが成長とともに先行力も備わり、レースぶりが安定してきたのも心強い。ここをクリアして順調に秋を迎えられれば、混迷続くスプリント戦線の中心となり得る存在になりそうだ。
54キロのニンジャも小倉は4戦して2勝2着1回の小倉巧者。展開に左右される脚質ながら、アイラブリリやアンバルブライベン、ベルカントなどハナを主張する馬や前に行く馬が揃う今回は、切れ味するどい末脚を発揮しやすい状況になるのは想像に難くない。中間はいつものように坂路で調整。17日の日曜にも不良馬場で、かつ遅い時間の坂路を馬なりながら終い12秒3の好時計(全体54秒1)で上がってきており、夏場にこれだけ動けるのは好調の証だ。昨年は勝ち馬に忍び寄るだけの2着で終わったが、今年はゴール板を風のように駆け抜けてもおかしくない。
過去10年で勝ち馬が出ていない劣勢の3歳馬からは、今年は52キロのベルカントが参戦。1400mの重賞を2勝しているとはいえ、持ち前のスピード能力を生かせるのはやはりスプリント戦でこそだろう。前走のCBC賞は初めての古馬との対戦に加え、1番人気でマークされ後ろから突かれる展開。それでも0秒4の5着に踏ん張れるあたりが、この馬の能力の非凡さだ。舞台が小倉にかわれば直線はフラット。ならばすんなり逃げてそのまま雪崩れ込む、お得意のパターンに持ち込める。ちなみに、管理する角田晃一調教師はジョッキー時代、このレースを得意としており、06年07年の連覇を含む最多タイの4勝をあげている。
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