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【地方競馬】明日23日、船橋競馬場でダートグレード競走・ダイオライト記念 伝統あるダート長距離重賞に14頭が参戦

川崎記念で3着に好走したヴェルテックス。長距離重賞2勝目なるか注目だ。

3月23日、船橋競馬場でダートグレード競走・ダイオライト記念が開催される。スマートファルコン、アブクマポーロ、フリオーソなど数々のダート王者が歴代勝ち馬として名を連ねる伝統の重賞に今年は14頭が参戦する。1着賞金は3200万円。枠順、発走時刻は以下の通り。

■船橋11R・ダイオライト記念(JpnII、ダ2400m) 20時05分発走

1枠1番 エブリワンブラック(牡5、栗東・武幸)  戸崎

2枠2番 トーセンスーリヤ (牡7、大井・橋本和) 笹川翼

3枠3番 メイショウカズサ (牡5、栗東・安達)  幸
3枠4番 ユアマイラブ   (牡9、愛知・今津博) 實川純

4枠5番 フレッチャビアンカ(牡5、船橋・川島一) 和田譲
4枠6番 ミューチャリー  (牡6、船橋・矢野義) 御神本

5枠7番 エルデュクラージュ(セ8、船橋・川島一) 本田正
5枠8番 アーチデューク  (牡8、愛知・坂口義) 丸山真

6枠9番 ダノンファラオ  (牡5、栗東・矢作)  坂井
6枠10番 セイカメテオポリス(牡4、大井・渡邉和) 矢野貴

7枠11番 ノーヴァレンダ  (牡6、川崎・内田勝) 森泰斗
7枠12番 エメリミット   (牡5、船橋・林正)  山口達

8枠13番 ヴェルテックス  (牡5、栗東・吉岡)  横山武
8枠14番 ナラ       (牝6、笠松・伊藤勝) 藤原幹

混戦模様だが、JRA勢で最も注目を集めそうなのはヴェルテックス(牡5、栗東・吉岡)か。昨年1月の中央再転入後は破竹の勢いで白星を重ね、ついには年末の名古屋グランプリでダートグレード競走初勝利を飾った。特筆すべきはダートの長丁場における安定感。ダ2000m以上のレースでは【2.1.3.0】と馬券を外したことがない。スタミナを武器にふたつ目の重賞タイトルを狙う。

そのヴェルテックスを昨年の浦和記念で下したのがメイショウカズサ(牡5、栗東・安達)。ダート重賞3勝の実績はこのメンバーでも上位にランクされる。ただとにかくムラな気性がネックの同馬。マジメに走ればアッサリ勝っても驚けないが、走ってみないと分からないという馬券ファン泣かせなクセ馬をテン乗りの幸騎手がどう導くかがポイントになりそうだ。

昨年のダイオライト記念を制したダノンファラオ(牡5、栗東・矢作)が連覇を狙って参戦する。ジャパンダートダービーなどダートグレード競走3勝を挙げる実績馬だが、前走のチャンピオンズCでは16着と大敗。スタートで態勢を崩してしまい流れに乗れないままレースを終えた印象だった。地方競馬は尾持ち(※ゲート内で駐立させるための補助として、ゲート扉の後ろから厩務員などが馬の尾を持つこと)が出来るため、今回はスタートの改善が見込めそう。スムーズな競馬ができれば巻き返しもありそうだ。

地元船橋からも強力な面々がエントリー。筆頭は地方馬初のJBCクラシック制覇の偉業を成し遂げたミューチャリー(牡6、船橋・矢野義)だろう。金沢開催となった昨年のJBCクラシックでは地元の名手・吉原寛騎手に導かれ、オメガパフューム、チュウワウィザード、テーオーケインズといったJRAの強豪を見事に下してみせた。下した3頭がその後それぞれ東京大賞典、川崎記念、チャンピオンズCとダートの大レースを制したことからも、ミューチャリーが見せたパフォーマンスの優秀さをうかがい知れる。今回の2400mはベスト距離より若干長い印象もあるが、地元の総大将としてここは譲れない戦いだ。

川島一厩舎の2本の矢、エルデュクラージュ(セ8、船橋・川島一)とフレッチャビアンカ(牡5、船橋・川島一)も虎視眈々と一発を狙う。エルデュクラージュは前走の川崎記念で9番人気という低評価ながら2着と好走。昨年のダイオライト記念でも2着連対しており、左回りの長丁場への適性の高さを見せてきた。船橋ダ2400mはベスト舞台のひとつで前走に続いて好走する可能性は十分だ。フレッチャビアンカも昨年9月の東京記念(ダ2400m)、今年2月の金盃(ダ2600m)と南関東の長距離重賞を制しており距離への不安は一切ない。こちらも持ち前の持久力を活かして上位食い込みを狙う。

ノーヴァレンダ(牡6、川崎・内田勝)の勢いも侮れない。かつて全日本2歳優駿を制した2歳王者は昨秋、川崎へ移籍。転入初戦こそ2着に敗れたが、転入2戦目で7馬身差の快勝を収めると、余勢を駆って前走の報知オールスターCで久々となる重賞制覇を飾った。屈腱炎もあり長く苦しんだがついに完全復活の予感。新天地で“新しい伝説”を築くべく、ここで更なる重賞タイトルを目指す。

このほかにもGI7勝キタサンブラックの全弟エブリワンブラック(牡5、栗東・武幸)、芝重賞2勝のトーセンスーリヤ(牡7、大井・橋本和)、昨年の戸塚記念馬セイカメテオポリス(牡4、大井・渡邉和)など実力馬、実績馬が多く顔を揃えた今年のダイオライト記念。伝統の重賞を制すのはいったいどの馬になるのか要注目だ。

(Text:Inoue)

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