おしらせ
【今週の重賞】[日経賞]菊花賞馬タイトルホルダーが天皇賞・春へ向け始動
■3月26日、中山競馬場で第70回日経賞(GII、芝2500m)が開催される。この競走の1着馬には天皇賞・春の優先出走権が与えられる。
昨年の菊花賞で5馬身差の圧勝劇を演じたタイトルホルダー(牡4、美浦・栗田)が、春の初戦として日経賞へ参戦する。有馬記念後に右後肢を痛めてしまい、年始の時点では春のローテーションは白紙となっていたが、当初の想定よりも早い回復が叶った。大目標は春の盾のはずだが、強い4歳世代の菊花賞馬としてここは人気に応える走りを見せたいところ。鞍上は有馬記念に続いて横山和騎手が務める予定だ。
ウインキートス(牝5、美浦・宗像)は昨年の目黒記念を制し重賞ウィナーの仲間入り。その後もオールカマーで2着となるなど芝中長距離の重賞で結果を残してきた。昨年の日経賞では15着と大敗してしまったが、これは3角で他馬と接触し大きくバランスを崩す不利があったためで参考外の一戦。【2.5.1.3】という成績が示す通り、本来中山は得意のコース。スムーズな競馬さえできればここでも十分にやれる実力の持ち主だ。
ヒートオンビート(牡5、栗東・友道)は目黒記念2着、チャレンジC2着、中山金杯3着と重賞であと一歩の成績が続いている。父はダービー馬にして大種牡馬キングカメハメハ、母は桜花賞馬マルセリーナという超良血馬。コース不問の自在性を武器にここで念願の重賞初勝利なるか。
ディバインフォース(牡6、栗東・寺島)は格上挑戦だった前走のステイヤーズSで見事な差し切り勝ち。3歳時の菊花賞4着がフロックではなかったことを証明する走りを見せた。叔父のルックトゥワイスが6歳時に初めて重賞を制したように晩成傾向のファミリー出身。ここにきて本格化した可能性も十分だ。
この他にも昨年のセントライト記念を制した中山巧者アサマノイタズラ(牡4、美浦・手塚)やAJCC3着のボッケリーニ(牡6、栗東・池江)など伏兵候補も多数参戦予定。先週の阪神大賞典に続き、天皇賞・春への前哨戦から今週も目が離せない。
(Text:Hiraishi)
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