【今日の出来事】小牧加騎手がデビュー 初騎乗を終えてのコメント／団野騎手が落馬負傷　20日阪神競馬の5鞍で騎手変更／安田隆調教師がJRA通算900勝達成

【3月19日の出来事】
■阪神競馬第4R・障害4歳上未勝利で小牧加矢太騎手（25、栗東・音無）がデビューした。騎乗馬はブルベアペスカ（牡6）で4着。

同調教師は「まず1鞍騎乗して安心したのと同時に、自分自身の競馬力のなさを痛感しました。レース前に障害コースを自分なりに分析して臨みましたが、イメージとは裏腹に、僕自身が冷静に騎乗することができなくて、馬にも関係者の皆さんにも迷惑をかけてしまい反省しています。冷静に臨めるように、もっともっと勉強しなければいけないと痛感しました。皆さんに期待してもらっていただけに、1つでも上の着順をとって恩返ししたかったです。応援ありがとうございました」と、JRAを通じてコメントしている。

■阪神競馬第8R・4歳上1勝クラスでサンライズゴラッソ（牡4）に騎乗した団野大成騎手（21、栗東・斉藤崇）が4コーナーで落馬。同馬は競走中止となった。同騎手は負傷のため、その後4鞍で騎手変更。全身打撲と診断され、20日の阪神競馬でも5鞍の騎手変更が発表された。

■阪神競馬第11R・若葉Sでデシエルト（牡3）が1着となり、同馬を管理する安田隆行調教師（69、栗東）は、1995年3月11日の管理馬初出走以来、7591戦目でJRA通算900勝を達成した。現役では3人目、史上24人目の記録。900勝のうち重賞は2010年・2011年ジャパンCダート（トランセンドで連覇）、2011年スプリンターズS・2012年高松宮記念（いずれもカレンチャン）、2012年スプリンターズS・2013年高松宮記念・安田記念・スプリンターズS（いずれもロードカナロア）などGI・JpnI13勝を含む51勝。

同調教師は「正直この900勝というところまで来られると思っていませんでした。1勝1勝積み重ねられたことに、馬主、スタッフをはじめ全ての関係者の方々に感謝しています」と、JRAを通じてコメントしている。
（Text:Hattori）

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