おしらせ
【地方競馬】明日17日、浦和競馬場で重賞・浦和桜花賞 NAR最優秀2歳牝馬・スピーディキックが大外枠克服なるか
3月17日、浦和競馬場で重賞・浦和桜花賞が開催される。枠順、発走時刻は以下の通り。1着賞金は2000万円。
■浦和11R・桜花賞(SI、ダ1600m) 16時35分発走
1枠1番 ラインブレイカー (牝3、大井・荒山勝) 今野忠
2枠2番 クールフォルテ (牝3、大井・福田真) 笹川翼
3枠3番 スティールルージュ(牝3、船橋・張田京) 張田昴
4枠4番 ヒストリックノヴァ(牝3、大井・渡邉和) 矢野貴
5枠5番 プラチナプライド (牝3、船橋・佐藤太) 森泰斗
6枠6番 エミーブレイズ (牝3、川崎・高月賢) 本田重
6枠7番 トキノゴールド (牝3、川崎・八木喜) 櫻井光
7枠8番 テイーズハクア (牝3、船橋・山中尊) 達城龍
7枠9番 ロマンスロード (牝3、大井・的場直) 和田譲
8枠10番 ピンクプラム (牝3、船橋・渋谷博) 西啓太
8枠11番 スピーディキック (牝3、浦和・藤原智) 御神本
NAR最優秀2歳牝馬・スピーディキック(牝3、浦和・藤原智)は今年、ここから始動する。ハイレベル戦だったエーデルワイス賞を制し、東京2歳優駿牝馬を4馬身差圧勝。牝馬相手に先着を許したことはなく能力は間違いなく最上位である。問題は内枠断然有利な本レースで大外枠を引いてしまったこと。過去10年、フタ桁馬番で好走したのは2019年3着1度だけ(2番人気アークヴィグラス)。11番枠が馬券になったのは2010年(1着ショウリダバンザイ)まで遡らなければならない。さらに当レースは2月のユングフラウ賞を叩くローテが好相性で、今年初戦という臨戦過程も気になるところ。不利な条件を能力と名手・御神本騎手の手綱で克服できるか、最大の焦点だ。
初タイトル奪取に燃えるのがヒストリックノヴァ(牝3、大井・渡邉和)だ。JRAデビューで3戦目の初ダートを大勝。続くエーデルワイス賞を1番人気で2着惜敗すると大井へ移籍。兵庫ジュニアGは6着に敗れるも、東京2歳優駿牝馬では2着に巻き返した。ユングフラウ賞は出遅れが響いて11着に大敗したが浦和を経験できた点は収穫。好枠を引いたので、2度後塵を拝したスピーディキックにここで雪辱なるか。
前哨戦・ユングフラウ賞を快勝したのがスティールルージュ(牝3、船橋・張田京)。2歳馬のレベルが高い道営でデビューしローレル賞を優勝するも、東京2歳優駿牝馬はハイペースが祟って最下位に。船橋へ移籍初戦のユングフラウ賞を制して駒を進めてきた。先述のように同レースは好ステップではあるものの、勝ち馬が馬券になったのは6年前の2016年が最後である点は気がかり。好枠を引いて持ち味の先行力をどこまで活かせるか。
クールフォルテ(牝3、大井・福田真)はニコニコ動画の「リアルダービースタリオン」の一頭としても注目を集める。東京2歳優駿牝馬で3着、桃花賞で2着とオープンで連続好走。勝ち味に遅いところはあるものの、東京2歳優駿牝馬の走りから、ここでも通用する力は秘めている。絶好の2番枠をもらったので、先行勢を前に置いてインで脚をためれば好走は十分可能だ。
このほか、東京2歳優駿牝馬11着から桃花賞1着と巻き返したラインブレイカー(牝3、大井・荒山勝)、好ステップのユングフラウ賞で2着に好走したエミーブレイズ(牝3、川崎・高月賢)、ユングフラウ賞5着からブリンカー2戦目と1F延長で逆襲を期すプラチナプライド(牝3、船橋・佐藤太)なども走破圏内にある。1600mで施行される最後の浦和桜花賞を制するのは、いったいどの乙女になるのだろうか。
(Text:Hattori)
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