おしらせ
【オールカマー】サトノノブレス 得意の新潟で弾みをつけるか
9月28日、新潟競馬場では秋の古馬GI戦線の行方を占うオールカマー(GII、芝2200m)が行われる。
前走の小倉記念では休み明けに緩んだ馬場もなんの、2着に1馬身3/4差をつけて快勝したサトノノブレス。1キロ軽かった2着マーティンボロが次走新潟記念を勝利し、サマー2000の王者となったことを考えればローカルGIII勝ちとは言え、改めてサトノの能力は評価されるべきだろう。もとより昨年の菊花賞で2着、今年1月のGII日経新春杯勝ちがある馬だが、休養を挟んでいよいよ素質馬に芯が入ってきた印象。別定GIIで相手は強くなるが、ここでも当然首位争いとなる。前走久々を快勝したが、中間の初時計で重賞馬トゥザワールドと互角のスパーリングをこなせているように反動は少なかったよう。1週前のウッド調教では昇竜の勢いを誇るサトノアラジン(神戸新聞杯出走予定)を相手に遅れをとったが、ノブレス自身も3Fを37秒前半、ラスト1Fで12秒を切っており状態面ではまったく問題は感じられない。【1.1.0.0】と得意の新潟でコースで秋GI戦線に弾みをつける走りを見せるか。
マイネルメダリストはハンデ54キロの恩恵があったとは言え、オープンへの昇級2戦目だった前走GII目黒記念を勝ち、重賞を初制覇した。2走前、オープン特別ながら相手が揃っていた大阪?ハンブルクCもタイム差なしの4着。準オープン卒業にはいささか時間を要したが、ブリンカー装着の効果もあってかここ2戦で一気に本格化した走りを見せている。前走比で3キロ増となる斤量57キロがどうかだが、【1.4.0.1】と相性のいい新潟芝コースなら好走の可能性十分だろう。4カ月の休養明けで、焦点は仕上がりぶり。9月7日、坂路で14-14ペースを消化したのが放牧明けの初時計で攻め量はやや不足している感もあるが、1週前調教では迫力ある動きを見せており、あとひと追いでなんとか整ってきそうだ。
5月、香港に遠征して挑んだ国際GI・チャンピオンズマイルこそ10着と崩れたが帰国後は57キロのエプソムCで2着、58キロの七夕賞で3着と安定ぶりが光るのがマイネルラクリマだ。マイル重賞勝ちがあり1800m前後がベスト距離ではあるが、持ち味の先行脚質と新潟内回りコースはフィットするはずで、もうひと押しは可能だろう。2カ月ぶりとやや間隔は開いたものの1週前追いで僚馬クラリティシチーを“おいでおいで”で弄ぶ絶好の動きを見せており、文句なしの状態で秋初戦に向かう構えだ。
切れる脚が持ち味で、一昨年の秋華賞や昨年のエリザベス女王杯では後方強襲からそれぞれ3着に食い込んだ実績があるアロマティコ。今年の夏は初のキャリア初の北海道遠征だったが巴賞を勝ち、クイーンSではレコード決着にタイム差なしの2着と小回りを苦にせず内容の濃い走りを見せた。遠征帰りも目だった疲れはなく、1週前では栗東坂路でラストにしっかり負荷をかけられているように依然好調と見ていいだろう。平坦コースは大歓迎のクチで、流れひとつではあるが牡馬相手でも上位食い込みの可能性は十分。手の内に入れた感のある三浦騎手が引き続き手綱を握るのも好材料だ。
フェイムゲームはじっくり構えた2走前の天皇賞・春で勝ち馬に0秒4差の6着。前走宝塚記念は初着用のチークピーシズが利きすぎたか、掛かり気味に進んでいってしまいラストの脚を失くしたが、それでも3着に0秒1差の6着と踏ん張れており地力そのものは相応のものを持ち合わせていると見たい。距離はこれぐらいがベストだろうし、乗り難しいタイプではあるが脚の使いどころひとつで上位進出可能。休み明けだが、1週前のウッドコース追いでは大差追走をらくらく併入に持ち込んでいるように仕上がりに関しては問題なしだ。
昇級初戦だった前走の新潟記念でクビ差2着と健闘したのがクランモンタナだ。名牝スキーパラダイス一族で、半兄には皐月賞馬キャプテントゥーレがいる良血馬がここへ来てようやく軌道に乗ってきた。休みなく走っており上積みは強調できないが、好調が長続きするタイプで状態面に不安はない。スッと前めの流れに乗れる脚質だけに、内回りへのコース替わりは歓迎だろう。
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