おしらせ
【スプリンタースS】コパノリチャード 快時計出し調整順調
10月5日、新潟競馬場ではこの秋GIシリーズの開幕を告げるスプリンターズS(GI、芝1200m)が行われる。
春の短距離王コパノリチャードは、視野にあった函館SSを筋肉痛のため回避する一頓挫があり、ぶっつけで秋の本番に挑む。調整はやや急ピッチながら、1週前追い切りでは栗東坂路で4F51秒4の快時計を出せており順調に気配を上げてきている。今週のあとひと追いで万全な状態に仕上がってくるだろう。新潟コースは初だが、高松宮記念勝ちがあり左回りは苦にしないはずだし、パワー型だけにロングラン開催最終日の荒れた馬場は“大好物”となる可能性は十分。先週土曜新潟メインのルチャドルアスールのように、他馬が嫌う直線のラチ沿いをヴィクトリーロードとしたいところだろう。
ハクサンムーンは世界のロードカナロアと鎬を削ってきた実力馬。ロードカナロアが去り、いよいよチャンス到来かと思われた今春の高松宮記念だったが、極悪馬場に加え出遅れて後方からのレースとなり5着に終わっている。条件は最悪だっただけにまったく競馬にならなくても許せるところだが、それでも0秒8差の5着に食い込むあたりは地力の高さゆえだろう。前走GIIセントウルSはいかにも先を見据えた仕上がり途上の状態だったが、しっかり2着を確保。中間の坂路調教は馬場が悪かったため終いだけ伸ばす軽めの内容だったが、余力十分に1F12秒2の切れ味を披露し上積みの大きさをアピールした。悲願のGI獲りへ、抜かりない状態だ。
春の高松宮記念で2着だったスノードラゴンは前走キーンランドCでの8着が案外だったが、これは出遅れてしまい小回りコースでは挽回のしようがなかったもの。夏に一度使われたアドバンテージは大きく、中間はお釣りを残して美浦坂路ラスト1F11秒9という格別の伸びを披露できており、高いレベルで好調を維持できている。芝ダート兼用型だけに、現状の馬場がフィットする可能性は高く、春に続いての上位食い込みは十分にありそう。
ストレイトガールは春の高松宮記念で3着。続くヴィクトリアMもインで粘った岩田騎手のファインプレーが後押ししたにせよ、3着に入り総合力の高さを誇示して見せた。それゆえ断然人気だった前走函館SSで11着に終わった走りが案外も案外だったが、これはインで待機したのが逆に災いし進路がまったく開かなかったもの。情状酌量の余地アリ、だ。中間は巻き返しへ向け入念に乗り込まれており、2週前追いそして1週前追いに岩田騎手が跨ってコンタクトを深めている。1週前のウッド調教では古馬1000万下をアオり倒したあげく、最後は1秒近く突き放しての先着フィニッシュと、絶好の動きを披露。デキに関しては文句なしだ。
ストレイトガールが沈んだ函館SSを制したのがガルボだ。函館の水が余程あったのか、絶好のデキにで臨めた面があるにせよ、立ち回りに進境を感じさせるレース内容で7歳なかばにしてスプリント適性を開花させた感。3カ月半ぶりだが、1週前の美浦ウッド調教では迫力ある動きを見せており、緩んだ雰囲気は皆無だ。上位進出は展開の助けが必要にはなるが、力は出し切れるデキにはあるだろう。
追い込み一手の脚質で小回りは本質的に向かないはずのマヤノリュウジンだが、福島のバーデンバーデンC、札幌のUHB賞とローカルで連勝。平坦コースでの切れ味は、現役随一のものがあるだろう。坂がある阪神コースで、開幕馬場で前が止まらなかったセントウルSこそ5着に終わったが、ここでも上がりは最速。改めて平坦の新潟コースならGIのメンバー相手でも前進は可能だろう。7月から休みなく走っており上積みは強調しづらいが、中間の動きはまずまずでデキ落ちはなさそう。
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