おしらせ
【毎日王冠】本格化ディサイファ 重賞連勝狙う
10月12日、東京競馬場では天皇賞・秋に向けての重要な前哨戦となる毎日王冠(GII、芝1800m)が行われる。
祖母が米のGI馬、近親にグラスワンダーという血統背景もあり、素質は早くから評価されていたディサイファ。出世には時間を要したが5歳を迎えてようやく本格化を迎えたようだ。この春はハイレベルなオープン特別で2回続けて2着した後に、前走エプソムCで念願の重賞初制覇。そのエプソムCで破ったマイネルラクリマが後にGIIオールカマーを制しているだけに、ディサイファの力も相応のものがあるはず。相手は強くなるが、再度東京芝1800mのレースなら重賞連勝の可能性十分だ。4カ月の休み明けで、焦点は仕上がり具合。帰厩後の動きはやや鈍く、腹回りもいくぶん太く見せているあたりはやや気がかりだ。1週前追いでハードに追われた効果で、今週どこまで変わってくるかだろう。
2012年の皐月賞2着馬ワールドエースは2年弱に渡る長期休養から今年2月に復帰。その復帰初戦で0秒4差の5着に入ると、続くGIIマイラーズCをレコード更新のオマケつきで快勝する華麗な復活劇を演じてみせた。前走安田記念は不向きな不良馬場で参考外(それでいて5着は地力の証明だが)。改めて、好コンディションの馬場でGI戦線への足がかりとなる走りを見せたいところだろう。脚部不安で休んでいた馬だが、現状は落ち着いており順調に調整を積めているのは何より。1週前追いでは1000万下コルサーレに遊ばれたが、負荷をかけられたラストには自身も良く伸びており懸念視は不要だろう。あとひと追いあれ万全のデキに仕上がってきそうだ。
ダークシャドウは2011年にこのレースを制している。勝ち鞍はそれ以降遠ざかっているが、今年6月に59キロを背負ったエプソムCで3着、続く7月の函館記念は58キロで2着と復調気配は顕著。56キロで出られる今回は久々のVチャンス到来か。短期放牧明けだが、前走後も函館でしばらく調整されていたこともあり緩んだ雰囲気は感じられない。馬なりオンリーの調整過程だが、キビキビと活気ある動きから、好調をしっかり維持できてことがうかがい知れる。
昨年の皐月賞馬ロゴタイプは前走札幌記念がドバイ遠征からの国内復帰戦。自身のテンションは高かったし、逃げたトウケイヘイローの前半5F58秒4という乱ペースを追いかけたのも仇となり、直線はまったく伸びずの8着という結果に終わっている。叩かれたことでガスは抜けただろうし、開幕週の馬場を利することができれば大きく前進があっていい。1週前、三浦騎手が跨っての追い切りではまだいい頃に比べると重苦しさを感じさせたがこの1本で変わってきたようで、5日に田中剛師が跨った調教では気合いを前面に出していた。前走よりはいい状態でレースに向かえそうだ。
2走前の鳴尾記念で重賞初制覇を果たしたエアソミュールは、メンバーが揃っていた前走札幌記念で5着と健闘したように、一線級とやれる力をつけてきている。1週前追い切りでは騎手騎乗で内めを廻ったにせよ、栗東ウッド6ハロンを79秒5という好タイムで馬なりのまま駆け抜け、状態に関しては申し分なし。メンバーは前走より明らかに楽だし、1回東京初日の白富士Sを勝っているように開幕週の東京は絶好の舞台設定なだけに、上位進出の可能性は十分だ。
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