【先週のお別れ】地方馬ナイキマドリードの半妹　スイートジュエリーなど

[10月1日抹消]
スイートジュエリー（牝5、栗東・安田）
通算成績
18戦5勝
半兄のナイキマドリードは浦和・さきたま杯(GII)など、これまで地方で16勝を挙げ、2010年から2年連続で「NAR賞最優秀短距離馬」を受賞している。スイートジュエリーは3歳の1月に京都でデビュー勝ちを収め、兄同様、主にダートの短距離戦線で活躍を続けていた。なかなか2勝目に手が届かなかったが、4歳の8月から3連勝を挙げて一気にオープン入り。昇級初戦にも関わらず、カペラS(GIII)では1番人気の支持を集めている（9着）。以降は今年の8月13日に出走した盛岡･クラスターC（GIII）での2着が最高着順なり、重賞勝ちには一歩届かず中央登録抹消の運びとなった。なお、今後の予定は未定となっている。

[10月2日抹消]
デュアルスウォード（牡6、美浦・手塚）
通算成績
31戦5勝
近親には船橋・クイーン賞（GIII）勝ちなど、現在までに中央3勝･地方2勝を挙げているレッドクラウディア、半弟には6月にデビューし、現在2戦1勝のデュアルメジャー（牡2、美浦・手塚）などがいる血統。デュアルスウォードは2歳の11月に東京のダート戦で初陣を迎え、2戦目で勝ち上がっている。その後も比較的順調に勝利を重ね、3歳の10月にオープン入り。4歳の4月に出走した京葉Sではオープン初勝利を収めた。主にダート短距離戦線へ出走していたが、馬名の由来となった“二刀流”で、時折芝の短距離でも活躍。2013年、5歳時に出走したアイビスSDでは12番人気ながら5着入線と健闘をしている。更なる活躍を期待されてたが、今年8月24日に出走したNST賞を最後に中央登録を抹消。今後は地方競馬（船橋・出川克己厩舎）への移籍が予定されているため、その雄姿は今後も見続けることができそうだ。

9月29日?10月5日までの登録抹消は他161頭

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